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プロ仕様のダイバーズウォッチと「潜る、食べる、くつろぐ」──西伊豆トリップで体感する“大人の夏休み”とは

高級感あるダイバーズ・クロノグラフウォッチと共に

 高い気温が続く昨今、あまりの暑さに旅に出ようと思った。それなら相棒が必要だ。今回のテーマは「時計と共に遊ぶ、大人の夏休み」。

 時計愛好家として選んだのは、ボールウォッチの新作「NEDU(ネドゥ) G5 JP LE」は日本限定50本の希少モデル。

 米海軍の潜水実験隊(NEDU=Naval Experimental Diving Unit)にインスパイアされた、プロフェッショナル仕様のダイバーズウォッチだ。

ボールウォッチの新作「NEDU(ネドゥ) G5 JP LE」
ボールウォッチの新作「NEDU(ネドゥ) G5 JP LE」

 600m防水、7,500Gs耐衝撃性、4,800A/m耐磁性と、過酷な環境下でも揺るがないスペックを持つ。さらにスイス公認クロノメーター検定協会(C.O.S.C.)の認定ムーブメントを搭載しており、精度面でも妥協がない。

 リューズビルトイン型自動減圧バルブが急浮上時の内圧調整を自動で行い、特許技術「セーフティロック・クラウンシステム」は不意なリューズの緩みを防ぐ。

 屈強なバックルは岩場でのアクティビティでも安心感を与える。マザーオブパールの文字盤は、波の揺らぎを映すように表情を変え、どこか生き物のような存在感を放つ。

 そんな相棒と共に、西伊豆で過ごした2日間の旅をここに記していく。

まずは西伊豆の海産物を楽しみにドライブ

 まだ夜が明けきらない都内を出発し、アクセルを踏み込む。腕に「ネドゥ」を巻いた瞬間、心の中の冒険スイッチが入った。

 最初の目的地は「魚季亭」だ。西伊豆の海を一望できる広々とした店内は、開放感たっぷり。窓の外に広がる海を見ていると、ここが観光客だけでなく地元の人々からも愛される理由がすぐにわかる。

 メニューを開くと、驚くほどの海鮮のバリエーションに心が躍る。刺身盛り合わせ、煮魚、丼もの、揚げ物…どれにするか本気で悩むほどだ。新鮮な地魚を使った丼メニューの中でも、ひときわ目を引いたのが「鯛のぶっかけ飯」だった。

漁師めし、を中心にしたメニューが豊富な魚季亭
漁師めし、を中心にしたメニューが豊富な魚季亭

 この「鯛のぶっかけ飯」は、軽く締めた鯛の切り身がご飯の上にずらりと並べられ、その上から特製の出汁を豪快にかけて食べるスタイル。運ばれてきた瞬間、鯛の透明感ある身と、湯気を立てる香ばしい出汁の香りに思わず息を呑む。

 一口すくって口に運ぶと、鯛の旨味と出汁のコクが一気に広がる。ご飯がほどよく出汁を吸い込み、噛むほどに鯛の甘みと海の香りが混ざり合う。まさに「海を食べる」とはこのことだと感じる一皿だ。食べ進めるうちに、旅のテンションは一気に振り切れる。

 食後にもう一度メニューを眺め、「次は何を頼もうか」と考えてしまうほど魅力的なラインナップ。これだけでもう、西伊豆に来る理由がひとつ増えた気がする。

「魚季亭」は、西伊豆・土肥港のすぐ近くにある人気海鮮食事処だ。地元漁港で水揚げされたばかりの魚介を使い、その日のおすすめが日替わりで並ぶ。大きな窓から差し込む光と、目の前に広がる海景色が特別な一皿を演出してくれる。

夏休みっぽい海でのアクティビティを満喫

 腹ごしらえを終えたら、田子瀬浜海岸でシュノーケリング。平日ということもあり、海はほぼ貸切状態。

 透き通るグリーンの水面に、小島が「こっちに来てみろ」と誘ってくる。海中にはチヌ(クロダイ)が群れを成し、自然と笑みがこぼれる。この時間が楽しくなくて、何が楽しいのかと思う。

まるでプライベートビーチのような海岸をひとり歩く
まるでプライベートビーチのような海岸をひとり歩く

 そんな海の中でも、「ネドゥ」は本領を発揮する。極太の針とマイクロガスライトの輝きは、水中でも確実に視認できる。

 特許技術「セーフティロック・クラウンシステム」により、リューズの不意な緩みを心配する必要がない。チタン製ケースの軽さと、屈強なバックルが与える安心感は格別だ。初めは「重いのか」と思ったが、装着すると想像以上に軽快で、むしろ体の一部のように馴染む。

ルアーを投下するたびに、ストレスも発散されていく
ルアーを投下するたびに、ストレスも発散されていく

 水中でたっぷり遊んだ後は、夕まずめの釣りへ。静かな水面に漂うルアーを眺めていると、時間の感覚がじわじわと溶けていく。波の音が一定のリズムで耳に届き、風が頬をなでるたびに、頭の中の雑音が一枚ずつ剥がれ落ちるようだ。

 都会では、絶え間なく押し寄せる情報と予定に追い立てられる。ここでは、ルアーの動きと水面の揺らぎにだけ集中する。ただ「待つ」という行為に身を委ねると、意外なほど心が澄んでいく。
何も考えずにただ竿を握り、水面に映る空と自分を眺める時間は、思った以上に贅沢だ。

 釣れるかどうかは二の次。むしろ「釣れない時間」を楽しむというのが、この夕まずめ釣りの醍醐味かもしれない。釣り糸を通して海と対話しているような感覚さえ覚える。

 都会で抱えたノイズはすべて海の底に沈めてしまえばいい――そんな気持ちになる。釣りというシンプルな行為が、海と自分を繋げる鍵になる。この静けさこそが、大人の「遊び」の本質なのだと思う。

 そして日が沈む頃、グランピング施設「Blue Eden」へ向かう。

一日の疲れを癒やす優雅なグランピング施設へ

「Blue Eden」は海を見下ろす高台にある、大人の秘密基地のような場所だ。テントやドーム型キャビンには快適なベッド、木の香りが漂う家具が整う。

 BBQスペース、焚き火エリア、テントサウナ、水風呂…。大人の「遊び心」をとことん満たしてくれる。

 到着後、まずは外に設置されたハンモックに身を預ける。海風を感じながら、静かに本をめくる時間は、日常では味わえない贅沢だ。

 身体はアクティビティで心地よい疲労感に包まれ、頭の中は真っ白になる。ただ揺られているだけで、時間がゆっくりと溶けていく。

開放感あるグランピング施設でのひととき
開放感あるグランピング施設でのひととき

 さらに、室内には豪華なジャグジーバスも備わっている。外の空気を感じながら入るお風呂は、アウトドア気分を壊すことなく、むしろ優雅さを引き立てる。熱めの湯に浸かりながら、海の向こうに沈む夕陽を眺める――この上なく贅沢なひととき。

テントサウナの横には水風呂も
テントサウナの横には水風呂も

 焚き火の前で肉を焼き、グラスを片手に火の揺らぎを眺める時間は、ただ無防備で、無敵だ。サウナと水風呂を往復し、火照った体を外気で冷ます感覚は、都会では得がたい快楽だった。

雄大な自然を楽しむ遊覧船クルーズへ

 翌朝、最後のアドベンチャーへ。堂ヶ島の「天窓洞」だ。これは単なる遊覧船ではない。

 切り立つ断崖を縫うように船が進み、海蝕洞窟へ滑り込むたびに、潮風が頬を叩く。海面から跳ね返る光が顔を照らし、心が一気に研ぎ澄まされる。

洞窟探検クルーズは全工程20分ほど
洞窟探検クルーズは全工程20分ほど

 堂ヶ島周辺は、かつて火山活動によって生まれた溶岩層や火山灰が幾重にも重なり、それが長い年月をかけて波に浸食され、今の景観が形づくられたと言われている。船内アナウンスでは「ジオサイト」としての成り立ちが語られ、自然の壮大な営みに思わず息を呑む。

マザーオブパールのダイヤルと海の相性が抜群だと感じた西伊豆トリップでした
マザーオブパールのダイヤルと海の相性が抜群だと感じた西伊豆トリップでした

 洞窟内に入ると、天井にぽっかりと開いた“天窓”から差し込む光が、内部の海面を妖しく、そして美しく青色に染める。その光景は、まるで海中から光を見上げるような不思議な感覚をもたらす。

 内部に響く波の音、曲線的な岩肌、入り組んだ狭い通路…。自然が何千年もかけて彫刻した巨大なアートに触れているような体験だ。外洋に面した断崖や奇岩群の荒々しさと、洞窟内の静寂とのコントラストが心に響く。

 光のシャワーを浴びる中で、「NEDU G5 JP LE」のマザーオブパール文字盤は、生き物のように表情を変える。青く揺らぐ水面に映えるその姿は、まるで海と対話しているかのようだ。船上で腕元を見つめると、旅のすべてがそこに凝縮されている気がする。

「あとは、海が静かに受け止めてくれる」――そんな気持ちになる。この自由さこそが、大人の夏休みの醍醐味だ。

製品仕様
「NEDU G5 JAPAN LIMITED EDITION」
価格(消費税込):69万3000円
ムーブメント:自動巻き(BALLキャリバー RR1402-C、C.O.S.C.認定クロノメーター)
サイズ:厚さ 約17.3mm、ケース径 約44mm
防水性能:600m
ケース素材:チタン(グレード5)+セラミックベゼル
重量:約209g
限定数:日本限定50本

Gallery 【画像】楽しすぎ!西伊豆アドベンチャーの様子を画像で見る(25枚)
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