なぜアウディ「A4アバント」は新型で「A5アバント」に改名された!? 2025年版最新「アウディの車名」にはどんなルールが存在する?
車名に続く2ケタ数字の意味は?
2021年の高性能4ドアクーペ「e-tron GT」より展開が開始されたのが、アウディEVシリーズです。現在は、SUVを中心にバリエーションを拡大中です。

4ドアクーペモデルは「e-tron GT」の1車種。SUVモデルは「Q4 e-tron」、「Q6 e-tron」、「Q8 e-tron」の3車種を用意。第一弾となるSUVは、単に「e-tron」と呼ばれていましたが、EVモデルラインの拡大に合わせ、フラッグシップSUVを意味する「Q8 e-tron」に改名されました。
またクーペSUVモデル「Q4 Sportback e-tron」、「Q8 Sportback e-tron」の2車種。上記したように、「e-tron」のクーペ版となるモデルを「e-tron Sportback」としていましたが、現在は、「Q8 e-tron Sportback」に改名されています。
2018年から車名に続き、モデル毎に搭載するエンジンの出力別にグレード名が与えられています。近年のアウディでは、グレード名に2桁の数字が組み込まれていますが、それは性能を示すもの。25~70までの数字を使うことで、大まかな出力が一目で理解できるようになっています。2桁数字が示す性能範囲は以下のとおりです。
25=80kW以下
30=81kWから91kW
35=110kWから120kW
40=125kWから150kW
45=169kWから185kW
50=210kWから230kW
55=245kWから275kW
60=320kWから340kW
70=400kW以上
ただ最新モデルでは、そのルールにも変化が生じています。国内では、新型アウディA5シリーズ以降のモデルでは、2桁の性能表示は使われず、A5では、「110kW」というような実際の最高出力が表示されるようになっています。また新型EVの「Q6 e-tron」でも数字による性能表示は行われていません。
さらにアウディの車名には、パワートレインの違いを示す表記があります。
・「TFSI」が直噴ガソリンターボエンジン(※最新のガソリンエンジンは、同仕様のみに)
・「TDI」が直噴ディーゼルターボエンジン
・「e」はプラグインハイブリッド
・「quattro(クアトロ)」は、アウディ独自の4WDシステム「quattroシステム」搭載車で、エンジン車とEVの両方で使われる表記
・「e-tton」はEVを示す名称であり、アウディ全EVの名称には必ず「e-tron」が含まれます。
※ ※ ※
アウディの高性能シリーズには、スポーツグレードの「S」シリーズと究極のスポーツグレードの「RS」シリーズが用意されています。さらにRSをベースに性能強化した「RS Performance」は、その頂点となるモデルといえます。
その頭文字の意味は、「S」がスポーツ、「RS」がレーシングスポーツとなり、その頭文字を取ったものなのです。「S」、「RS」、「RS Performance」のグレード名は、「S5」や「RS3」などと車格の数字だけを足した表記となり、性能表示や全シリーズで標準搭載される4WDシステム「quattro」の表記もありません。
これらのシリーズは、セダンやアバント、SUVなど幅広い車種で展開されており、高い人気を誇っています。ちなみに人気グレードの「S-Line」は、標準車のスペックに、スポーツテイストを加えたスポーティバージョンとなります。
モデルラインの改革により車名やグレード表記にも変化が生じているアウディですが、すでにPHEVモデルは、現在の「e」表記から今後登場するモデルでは、「e-hybrid」に変更されることが判明しています。
現時点では、「e-hybrid」を名乗る車種の導入は未定ですが、よりPHEVだと分かりやすい表示としていくようです。また性能表記についても、モデル改良やモデルチェンジの際は、最新仕様に変更されていくことになります。
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