ワンちゃんだって“家族”だよね! 愛犬と一緒に「新幹線」に乗って旅行することってできるの? 知っておいてソンはない「ルールとマナー」とは
他の乗客とペット自身、それぞれに対して気をつけたいこと
ペット同伴で新幹線等に乗り込んだ後にも、注意すべきことが数点あります。
まず、ペットケースの設置場所としては飼い主の足元のスペースが広い座席が好ましく、車両の出入口に近いデッキ付近の座席を選ぶと乗降時の混乱を軽減できるかもしれません。

夏場や冬場は空調の風が直接当たらないよう位置に注意し、気温に応じて保冷剤や毛布なども活用したいところです。
網棚への収納は落下の危険があるため避け、ケースは膝の上や足元に安定させて置くのが基本とされています。
加えて犬などの鳴き声への対策としては、ケース内に使い慣れたタオルなどやお気に入りのおもちゃを入れておく、出発前にしっかり運動させておくなどの工夫がペットをリラックスさせ、効果をあげるかもしれません。
また、乗車時間が長い場合には途中駅で休憩をとる時間も考慮しておくなど、無理のないスケジュールを立てることも大切です。
新幹線は公共の空間である以上、万一トラブルが起きた場合はすぐに係員へ相談し、適切な対応をとることが求められます。
健康状態の確認も忘れず、愛犬が不安定な様子であれば、無理に連れて行くことは避けた方がよいでしょう。
なお、身体障害者補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)については、ケース収納や切符の購入は不要とされており、例外的にそのまま同伴乗車が可能となっています。
身体障害者補助犬の同伴には、旅客が「身体障害者補助犬認定証」を所持することが必要です。
愛犬との移動が安心かつ快適なものになるよう、以上のルールの把握と丁寧な準備を心がけるとよいかもしれません。
※ ※ ※
愛犬との新幹線移動では、寸法や重量に制限をクリアしたケースの準備と、手回り品切符の購入が基本となります。
ペットとの移動を快適なものにするために、ルールをよく確認したうえで最適な置き場を選ぶことが欠かせないことと言えそうです。
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