「うるさすぎて寝られない!」 キャンプ人気の裏側に潜む“騒音問題”とは ネットに寄せられる声をチェックしてみた結果…
多くのキャンプ場が「夜間の静粛」を求めているものの…
コロナ禍を契機としたキャンプブームも落ち着き、アクティビティの一環として定着しつつあります。
一方、キャンプ初心者が増えたことにより、利用者同士もしくは利用者と施設によるトラブルも増えているようです。
その最たるもののひとつが、会話や音楽などによる夜間の騒音です。

SNS上では「せっかくの自然の音がかき消される」「子どもが眠れず困った」といった声が見られるなど、静けさを求めるユーザーは少なくないようです。
ただ、「多少の会話も許されないのは窮屈」「お互いさまの気持ちを持てばよい」という意見もあり、夜間の過ごし方に対する考え方は一様ではないことがうかがえます。
意見が分かれるこの問題について、施設側はどのようにとらえているのでしょうか?
日本オートキャンプ協会が全国136施設を対象に行った「オートキャンプ場のルール、マナーに関する調査」によれば、多くのキャンプ場が就寝時間を定めており、さらには消灯後の静粛を求めています。
具体的には、夜間帯の静粛をルールとして明記している施設は、全体の80.1%にのぼります。
また、同調査では、ルールやマナーの周知は9割以上の施設がチェックイン時の口頭説明で行っており、紙資料を配布している施設も約8割にのぼることが明らかとなっています。
にもかかわらず、多くの施設で月1回程度の騒音に関連するクレームがあるという調査結果も出ており、必ずしもルールの徹底がされていないのが実情のようです。
こうした事態が発生する要因のひとつとして考えられるのが、施設ごとのルールのばらつきや、その解釈の違いです。
そのため、SNSでは各施設のルールについて「全国共通にしてほしい」「初心者にもわかるイラスト入りの表があると助かる」などといった意見が挙がっています。
その一方で、「静かにしすぎると楽しさが半減する」と感じるユーザーも少なくないようです。
SNSでは「焚き火を囲んでの語らいが一番の思い出」「夜のおしゃべりこそキャンプの醍醐味」といったコメントが見られます。
このように、ひとくちに「キャンプ」といえども、ユーザーが求めるものはさまざまのようです。
各施設が定めたルールを守ることは大前提ですが、それ以上の部分については、それぞれのユーザーが十分な思いやりを持つことが求められます。
※ ※ ※
同調査では、キャンプ場におけるルールおよびマナー違反者の年代とスタイルについても言及されています。
それによると、ほぼすべての年代で6名以上のグループキャンパーによる違反がもっとも多いほか、10代から20代ではビギナーキャンパーによる違反も目立ちます。
一方、ソロキャンパーや2人組キャンパーによる違反は全年代で少なく、ルールおよびマナー違反はグループのメンバー数と強い相関があることがわかります。
こうした結果から、ビギナーキャンパーや大人数でのグループキャンパーほど、施設のルールやマナーを守るという意識を持つ必要があると言えそうです。
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