カジュアルな使用感で日常にさりげなく寄り添うVenuシリーズの最新作

　信頼性の高いGPS機能で、アウトドアやスポーツ分野を中心に世界的な信頼を集めるガーミン、その存在感はスマートウォッチ市場でも増すばかり。

　多様化するユーザーの嗜好やライフスタイルに合わせて多彩なラインナップを揃えますが、特に日常生活の中で、手軽に健康を管理したいと考えるライト層から多くの支持を集めているのが今回ご紹介するVenuシリーズです。

　初代モデルが登場したのは2019年、AMOLEDディスプレイによる鮮明で美しい画面表示と使いやすさは発売当時から評判を集め、その後も世代を重ねるごとに機能を拡充。優れた性能はもちろんのこと、洗練されたデザインや操作性のよさなど、日常のライフスタイルの中でも使いこなしやすいウエアラブルデバイスとして多くのユーザーに愛用されています。

　特に近年では、ランニングやサイクリングといった運動時のパフォーマンス測定だけでなく、睡眠状態のモニタリングやストレス管理といったライフスタイル全体をサポートする性能を強化。

　特別なアクティビティの時にのみ使うツールではなく、日常のあらゆるシーンに寄り添うウォッチとして位置づけられるようになっています。

　今回登場した最新モデル「Venu 4」も、こうしたコンセプトを受け継ぐもの。健康管理機能と日常的な使いやすさなど毎日を快適に過ごすための機能をいっそうブラッシュアップさせています。

睡眠管理機能を大幅強化、楽しみながら続けられるフィットネス機能も新たに登場

　新モデルでとりわけ際立っているのがヘルスケア機能の進化です。例えば、健康の基本である睡眠に対しては、睡眠の質を客観的に評価し改善へと誘う“睡眠スコア”“睡眠コーチ”に加え、睡眠サイクルに合わせて最適な就寝・起床時間を提案する“睡眠アライメント”を新たに搭載。

　また、眠りが浅いタイミングでアラームを鳴らして快適な目覚めをサポートする“スマート起床アラーム”や、自分では気づきにくい睡眠中の呼吸をモニタリングする“呼吸変動”のほか、女性の排卵日予測などに役立つ“皮膚温測定”も新たに搭載します。

　さらにその日の活動や飲食を記録することで、それらが睡眠・ストレス・心拍数・HRVに及ぼした影響を客観的に確認できる“ライフスタイルの記録”機能も新たに搭載。何気ない日常の中での選択が心身に与える影響を明確にすることで、ライフスタイルの改善点を糸口を見出します。

　一方、アクティビティに関する機能については従来からあるトレーニング機能やスポーツ機能の強化に加えて、多彩なカーディオアクティビティから好みのアクティビティを選んでトレーニングできる行える“Garminフィットネスコーチ”や、その日の睡眠や体調に合わせてよりカジュアルなワークアウトを提案する“フィットネスおすすめワークアウト”が登場。

「毎日同じ運動は退屈」「疲れている時に無理に運動したくない」という人も、これなら飽きることなく楽しみながら運動できそうです。

　さらに、スマートウォッチとしての基本性能に関しては、GPSやGLONASS、Galileoのほかに補完信号みちびきやBeiDouにも対応するGNSSマルチバンド対応となり、より正確な位置情報の捕捉ができるように。ビルの谷間などGPSの捕捉が難しかった場所でも素早く正しい位置情報をキャッチ。

　またVenuシリーズとして初めてLEDフラッシュライトを搭載、万一のアクシデントに遭遇した際には赤色光や点滅光でSOS信号を発することができるなど、非常時に役立つ機能も備えます。

　これまで培ってきたフィットネス機能をベースに日常生活における健康管理機能をいっそう強化、日常生活における使いやすさを精度を高めた「Venu 4」。快適な毎日をサポートするスマートウォッチの新しいスタンダードを示す1台です。

製品仕様
「Garmin Venu 4 45mm／41mm」
・価格（消費税込）：7万9800円
・ケースサイズ：45mm径・12.5mm厚（45mm）、41mm径・12mm厚（41mm）
・重量：38g（バンド込み 56g）
・ディスプレイ：AMOLED 1.4インチ カラーディスプレイ
・ピクセル数：454×454
・センサー：第5世代光学式心拍計、血中酸素トラッキング、コンパス、ジャイロセンサー、加速度計、温度計など
・稼働時間：スマートウォッチモード 約12日間、GPSモード約20時間（45mm）、スマートウォッチモード約10日間、GPSモード約15時間（41mm）
・スマート機能：通知機能、音声アシスタント、テキストメッセージ送信、Suica、音楽機能、スマートフォン検索、セーフティ機能（事故検出・援助要請）、音楽再生など
・防水性能：50m防水
・発売時期：2025年10月2日