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3つの“エンジン”で「ロケット級」の飛び実現へ

 ダンロップは2026年9月12日、「スリクソン」ブランドの最新モデル「ZXi RKT」シリーズの販売をスタートします。ドライバーは「ZXi RKT」、「ZXi RKT MAX」、「ZXi RKT LS」、「ZXi RKT TR」の4モデルがラインアップされています。

  • 写真左から「ZXi RKT TR」、「ZXi RKT LS」、「ZXi RKT」、「ZXi RKT MAX」。いずれも“成層圏を突き破る”ような「ロケット級」の飛距離性能を目指して開発された[写真:角田慎太郎]

「ZXi RKT」シリーズは、その名前の通り「ロケット」のように「速く」、「真っすぐ」、「遠くに」飛ぶ性能をコンセプトに開発されました。その核となる新テクノロジーが「RKT FACE(ロケットフェース)」です。

「RKT FACE」は3つの「エンジン」で構成されています。1つ目は、圧倒的なボール初速を生む、「VR-チタン」と「i-FLEX」によるフェース肉厚設計です。

「ZXi RKT」シリーズでは、フェースに「XXIO 14」シリーズと同じ高強度な新素材「VR-チタン」が採用されました。チタン材にシリコンを含有させることで粘り強さと耐久性を高めた素材で、フェースの薄肉化と軽量化が可能となります。さらに、「i-FLEX」による新たなフェース肉厚設計によって反発性能が向上し、同時に耐久性を高めることに成功しました。

  • 新素材「VR-チタン」を採用し、ヘッド構造との組み合わせで圧倒的な飛びと直進性を実現した「RKT FACE」[写真:角田慎太郎]

 2つ目のエンジンが「VARIABLE ROLL DESIGN(バリアブル ロール デザイン)」です。これはフェース表面の「ロール(丸み)」を最適化するもので、ミスヒット時の方向安定性確保に寄与しています。まずフェース上部を段階的にオープンフェースにすることで過度なフック回転を抑制。さらにヒールからトゥにかけて、段階的にロフト角を大きくすることでスピン不足によるドロップを防止しています。

 左への引っかけを抑えながら、安定したスピンで飛ばすことが可能となるテクノロジーです。

 そして3つ目のエンジンが飛びの根幹となるボディー設計「REBOUND FRAME(リバウンドフレーム)」です。これはヘッドを「軟-剛-軟-剛」の4層構造にするダンロップ独自の設計で、インパクト時にフェースとボディーの大きなたわみを生み出します。「REBOUND FRAME」に他の2つのエンジンが共鳴することで、強く速い「ロケット級」の飛びを体感できるのです。

 ヘッド構造の進化だけでなく、「ZXi RKT」はデザインやフィーリング性能にも大きな改良が加えられています。

 まずヘッドの「シルエット」はフェース角がスクエアでターゲットに構えやすくなりました。フェースの「レーザーデザイン」も見直されて、アドレス時の視認性が向上。従来モデルよりも「ディープフェース化」することで上側の打点エリアを拡大し、スピンを抑えた直進性の高い弾道が打ちやすくなりました。そして、「ACOUSTICORE(アコースティックコア)」による音響性能の追求によって、手応えがありつつも、締まった打球音に調整されました。

 気持ち良く振り抜けて、「ロケット級」のかつてない飛びを体感できる。まさにあらゆる面で、従来モデルを大きく上回る性能を獲得したクラブが「ZXi RKT」シリーズなのです。

  • 写真左が平均スコア91でチーピンが悩みの小野瀬顕さん。中央がダンロップ契約選手で「日本オープン」など、国内ツアー5勝を挙げている稲森佑貴プロ。右が平均スコア100でスライスが悩みの糸矢武史さん[写真:角田慎太郎]

 今回は「ZXi RKT」の飛びと方向安定性を体感してもらうべく、ショットに悩みを抱える2人のアマチュアゴルファーに新しいドライバー4モデルをテストしてもらいました。

 アドバイザーとしてスリクソンのクラブを知り尽くすダンロップ契約選手の稲森佑貴プロを迎え、最も飛ばせる最適なモデルを探しました。

稲森プロ「4モデルは弾道の違いがしっかり出ている」

 アマチュア2人の試打に先立ち、稲森プロが「ZXi RKT」のドライバー4モデルを試打。弾道計測機「トラックマン」で弾道を計測しながら、それぞれの特性を解説してもらいました。

  • 稲森プロが純正シャフトで「ZXi RKT」シリーズのドライバーを打つと4モデルの弾道特性の違いは明らかだった[写真:角田慎太郎]

「すでにツアーで『ZXi RKT TR』を実戦投入していますが、どのドライバーも従来モデルに比べて明らかな飛距離アップを感じています。アドレス時のヘッドの見え方が変わりましたし、インパクトのフェースへの食いつきが良くなって、飛ばしたい時に飛ばせるイメージが強くなりました。それでいて一定の幅に収まってくれる方向性の良さがあるので、思い切って振りに行くこともできます」(稲森プロ)

 4モデルの中で、幅広いゴルファーにマッチする性能バランスに設計されているのがスタンダードモデルの「ZXi RKT」です。

「『RKT FACE』によるはじきの良さがありつつ、つかまり・高さ・スピン量とバランスが抜群に良いです。モデル選びに迷ったら、とりあえず選んでおいて間違いないです」(稲森プロ)

  • クセのない顔で構えやすく、振り心地・弾道特性のバランスが良い「ZXi RKT」。稲森プロが打つと真っすぐに近いドローボールで、打ち出し角が10度、スピン量2477回転でトータル277.3ヤードという数値だった[写真:角田慎太郎]

「より高さを出したい場合は『ZXi RKT MAX』がおすすめです。スタンダードモデルよりも打ち出し角が高くなり、スピンもしっかり入るのでパワーがなくても高いボールが打てます。慣性モーメントの高さによるミスヒットへの強さも魅力です」(稲森プロ)

  • 投影面積が大きく、シリーズ史上最高の慣性モーメントを実現した「ZXi RKT MAX」。稲森プロの試打では、打ち出し角が11.3度に上がり、スピン量も3375回転に増加。キャリーで飛ばせる弾道に変化した[写真:角田慎太郎]

「スピンを抑えて、飛距離を最大化するなら『ZXi RKT LS』または『ZXi RKT TR』を選ぶと良いでしょう。どちらも叩いた時に左のミスが出にくいことが特徴です。その中で『ZXi RKT LS』は直進性の高い強弾道でよりスピンが少なく、『ZXi RKT TR』は小ぶりで操作性の高さがあります。ウエイトがソールの前後に付いているので、スピン量の調整がしやすいのがポイントです」(稲森プロ)

  • ,契約プロの使用者が多く、低スピンで直進性の高い弾道で飛ばせる「ZXi RKT LS」。稲森プロの試打では、ボール初速が69.1メートル毎秒をマーク。4モデル中トップの数字を残した[写真:角田慎太郎]

 ちなみに稲森プロは、「ZXi RKT TR」の10.5度を可変スリーブを使ってロフトを寝かせて、11度の状態で使用しているようです。

「ベースとなるヘッドがロースピンなので、ロフトを11度にしてスピン量を適正にしています。自分はレベルスイングに近い入射角なので、ロフトを増やす調整がマッチしました。『ZXi RKT』シリーズの4モデルは、人によって合う合わないは当然あると思いますが、自分に合うモデルを見つけたら間違いなく飛ぶし、曲がらないですよ」(稲森プロ)

  • 450ccと小ぶりで、強弾道の飛びと操作性が魅力の「ZXi RKT TR」。稲森プロの試打ではボール初速が69.0メートル毎秒という数値を残した[写真:角田慎太郎]

“ロケット級”の飛びをあなたも体感!
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