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エリアの高速道路を2日間乗り放題! 最大41%オフでオトクなETC周遊パス「速旅」ってなに? 秋から冬の加賀ドライブに使えるプランとは

どれだけおトクにドライブできる? 

 では、こうした特徴を持つこの周遊パスは、どれほどおトクになるのでしょうか。

NEXCO中日本「速旅」に用意されたドライブプラン「ようこそ加賀の國 地域商品券付ドライブプラン」
NEXCO中日本「速旅」に用意されたドライブプラン「ようこそ加賀の國 地域商品券付ドライブプラン」

 周遊エリア内の高速道路の通行料金で考えてみましょう。

 たとえば周遊エリアの南東の端、滋賀県にある名神高速の彦根ICから、石川県金沢市の最寄りとなる北陸道の金沢東ICまで走るとすると、ETC通常料金は片道4500円、ETC休日割引では片道3150円となります。

 往復で考えると、ETC通常料金では9000円、ETC休日割引では6300円となり、どちらも5400円を上回ります。つまり、利用する入口と出口によっては、平日、休日問わず、単純往復でもこの周遊パスを使ったほうが有利になるのです。

 もちろん、複数の観光地を巡るドライブでは、節約できる金額がさらに大きくなります。

 先の例と同じく彦根ICを出発し、初日は永平寺、東尋坊、金沢市を観光して高岡市に泊まり、2日目は白川郷、高山市、郡上市を回り、彦根市に戻ってくるルートで考えてみましょう。

 このルートで一般的に考えられる高速道路の利用では、ETC通常料金は1万3290円、ETC休日割引でも9300円となります。つまり両日とも平日なら7890円、休日なら3900円も節約できることになるのです。

 さらにこの周遊パスをおトクに使うことができるのは、周遊エリア内に住む人だけとは限りません。

 たとえば大阪や名古屋など、周遊エリア外からの高速道路の連続通行でも、“乗り直しなし”で周遊パスの適用が可能です。

 また東京から空路で小松空港、東海道新幹線で名古屋駅や岐阜羽島駅に降り立ち、レンタカーで加賀、能登、飛騨エリアを観光するという使い方でも、利用するルートによってはこの周遊パスを使ったほうが通行料金が安くなるケースは十分に考えられます。

 この場合、それぞれの空港や駅に着いた日から周遊パスを利用する以外にも、たとえば飛行機で小松空港に着いたあと、能登半島を観光して金沢に戻り、その翌日から周遊エリアを回るなど、出発当時に周遊パスを使わないパターンも考えれば、利用期間である「2日間」をより有効に使うことができるはずです。

※ ※ ※

 このように使い勝手がよく、高速道路の通行料金を節約できる「ようこそ加賀の國 地域商品券付ドライブプラン」ですが、利用にあたっては注意点もあります。それは「地域商品券」の使い方と使い道です。

 地域商品券は、スマホやタブレットで「申込完了メール」からリンクされる「申込確認書」を、指定された「引換場所」で受付時間内に表示して入手します。

 そして地域商品券を利用できるのは、周遊エリアより狭い前記6市町(加賀市、小松市、能美市、白山市、川北町、野々市市)の約150の施設に限られます。

 そのため、スケジュールを組み立てる際には「地域商品券を入手し、使う」ということを考慮する必要があるのです。

 ただ利用するルートによっては地域商品券の価格を織り込まなくても、高速道路の通行料金が大幅に安くなります。もし観光でスケジュールを重視するのであれば、「あえて引き換えない」という選択肢もありかもしれません。

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