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全長5m&3.5トン未満で6人が寝られる“ちょうどいいサイズ”! AT普通免許で運転できるいすゞのキャブコン「トラヴィオ」ってどんなクルマ?

担当者に聞いたトラヴィオの強み

 担当者にトラヴィオの強みを尋ねると、AT限定普通免許に対応したことで、幅広い世代に運転してもらうことができることを挙げます。

いすゞ のキャンピングカー専用シャシ「Travio(トラヴィオ)」をベースにした日本特種ボディー(NTB)のキャンピングカー「ストライカー」
いすゞ のキャンピングカー専用シャシ「Travio(トラヴィオ)」をベースにした日本特種ボディー(NTB)のキャンピングカー「ストライカー」

 特に若い世代は、普通免許での総重量などの制約があるため、このようなAT限定普通免許の存在は重要。そこで軽くて丈夫なキャビン作りを心がけ、3.5トン未満に仕上げています。

 もちろん、トラヴィオベースでも、車両総重量が3.5トンを上回ると普通免許で運転することはできません。この仕様ならば、親、子、孫といった3世代でも運転を楽しむこともできます。

 またボディサイズを小型とすることだけでなく、ホイールベースが短いので、取り回しに優れるのも強み。移動時に重要な走行性能も、キャンピングカー専用開発なので、走りと乗り心地共に優秀なだけでなく、1.9リッターという小型排気量でも不満のない性能が発揮されるのも大きなポイントといいます。

 そして、同社のトラヴィオモデルは、基本的には総重量が3.5トン未満なので、AT限定普通免許に対応。ボディサイズも全長5m×全幅2m前後とすることで、一般的な普通車駐車場サイズにできるだけ収まるように配慮し、自宅での保管や出先の駐車場探しに困らないように配慮してます。

 日本では、日常での使い勝手などを考慮してハイエースなどのバンをベースにしたバンコンのキャンピングカーを選ぶ人が多いですが、そのバンコンからの乗り換えが少なくないそう。その理由は大きくふたつあり、ひとつが室内高のゆとり。

 バンコンでは、市販のボディがベースなので、室内寸法が車両に依存するため、人が楽々歩けるような室内高が確保できるクルマは、国産車にはありません。しかし、専用キャビンを架装するキャブコンならば、180cmの人でも移動できる高さの確保が可能となります。

 もうひとつは、就寝時のベッドを準備するわずらわしさから。バンコンの場合、シートを組み替えることで、乗車スペースとラゲッジスペースをベッドに変えて就寝モードとするのが一般的。

 しかし、キャブコンならば、室内空間が広いので、固定ベッド仕様も選べます。もちろん、ベッド下は収納スペースになっているので、より利便性も高まります。そのため、快適性を重視してキャブコンに乗り換える人が多いそうです。

いすゞ のキャンピングカー専用シャシ「Travio(トラヴィオ)」をベースにした日本特種ボディー(NTB)のキャンピングカー「カガヤキ 2段ベッドモデル」
いすゞ のキャンピングカー専用シャシ「Travio(トラヴィオ)」をベースにした日本特種ボディー(NTB)のキャンピングカー「カガヤキ 2段ベッドモデル」

 2025年のキャンピングカーショーで初披露されたトラヴィオのキャンピングカーですが、いすゞ自動車がベース車を販売するビルダーを吟味していることもあり、認知度は低め。ただ登場から約1年が経過したことで、注目度は高まりつつあります。

 実際、トラックベースとしたキャブコンのキャンピングカーは、トヨタが、小型トラック「ダイナ」をベースに開発した「カムロード」が主力。

 ただ新車のカムロードでは、3.5トン未満に収まるキャンピングカーはガソリン車しか選べません。走りの性能や家族の免許などを理由に、トラヴィオの注目度が高まっているとのこと。

 気になる価格ですが、日本特殊ボディのトラヴィオのキャブコンの場合、乗り出し価格は1100万円から1200万円が目安とのことなので、ハイエースなどのキャブコンに比べるとちょっとお高いようですが、より快適性を求めるならば、トラヴィオは悪くない選択ではないでしょうか。

 またキャンピングカー業界も、物価高の影響を受け、価格が上昇中とのこと。高価なキャンピングカーこそ、今が狙い目かもしれません。

Gallery 【タイトル】超カッコいい! これがAT普通免許で運転できるいすゞ のキャブコンです(34枚)
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