全長5m&3.5トン未満で6人が寝られる“ちょうどいいサイズ”! AT普通免許で運転できるいすゞのキャブコン「トラヴィオ」ってどんなクルマ?
多くの特徴を兼ね備えた唯一無二のキャンピングカー
ジャパンキャンピングカーショー2026が、千葉県千葉市の幕張メッセで開催されました。全国から180社以上のキャンピングカービルダーが、過去最大となる450台以上の新車を展示。その中には、他とは異なる独自性の高いモデルも少なくありません。
今回は、普通免許で乗れるトラックベースのキャンピングカー、通称キャブコンのいすゞ 「Travio(トラヴィオ)」のキャンピングカーを紹介しましょう。
多くの人が保有する自動車の普通免許は、いまやAT限定が主流。さらに2025年4月からの道路交通法の改正により、MT車を運転できるのが普通免許だったものが、AT車限定に変更。希望者のみが、限定解除を行い、MT車の運転できるようになるため、ますますAT限定免許の取得者が増えていくことになります。
もっとも乗用車の場合、AT車比率が限りなく100%に近い現状があり、MT車の販売も極めて少ないのが現状です。
そして、キャンピングカーの場合、重要となるのが車両総重量。現在の普通免許では、車両総重量3.5トン未満、最大積載量2トン未満、乗車定員10名以下となるため、それを上回る車両を運転するには、準中型免許以上のものが必要となります。
その現状に目を付けたのが、トラックメーカーのいすゞ自動車。2024年7月、国内で唯一となるAT限定の普通免許で運転できる小型ディーゼルトラック「エルフミオ」を発売しました。その強みをキャンピングカーに活かしたのが、トラヴィオなのです。
トラヴィオは、2024年11月に発表された新しいキャンピングカーのベース車で、いすゞがキャンピングカー向けに専用開発しており、基本構造をエルフミオと共有。
先進の安全運転支援機能を始め、テーパーサス(コイルスプリングの種類)、リヤスタビライザー、ジェネレーターなどをキャンピングカー用に専用開発して搭載。快適な乗り心地と優れた走行性能を誇っています。

自動車としての基本的な装備を紹介すると、トリコットスエードと合成皮革のコンビシート、クローム調パワーウィンドウスイッチとドアハンドル、専用メーターパネル、ピアノブラック仕上げのインストルメントパネル、フルオートエアコン、電動パーキングブレーキなどを装備。
さらに先進の安全運転支援機能としては、衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報、ふらつき警報、誤発進抑制機能、先行者お知らせ機能、車間距離警報などを備えています。
パワートレインは、1.9リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンに、6速ATを組み合わせたもの。最高出力こそ120psですが、最大トルクが320Nmあるので、不測のない加速を実現。さらに燃費性能も、架装前の状態で10.8km/L(WLTCモード)と現実的なものとしています。
このトラヴィオをベースにキャンピングカーの製造と販売を手がけているビルダーのひとつが、埼玉県越谷市に本社を置く「日本特殊ボディー」。同社は、キャブコンを得意とするメーカーであり、いすゞ車ベースのキャンピングカーが主力です。
トラヴィオベースのラインアップでは、オフロードの走破性を重視した「EXPEDITION」、全長と全幅を抑えることで扱いやすさを重視した「HAYATE」、キャビンを大きくして室内空間を広くした「KAGAYAKI」、10名乗車を可能とする広々キャビンの「AELIS」の4種類を展開しています。
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