名湯特有の「ツンとした独特な匂い」を感じられてイイ! “100%源泉かけ流し”で硫黄臭と濁り湯を存分に堪能できる「温泉地」3選
最後に紹介するのは「箱根七湯」のひとつ!
●神奈川県「芦之湯温泉」
最後に紹介するのは、神奈川県の箱根にある「芦之湯温泉」です。
箱根火山の駒ヶ岳の麓、標高約870メートルの高地に位置するこの温泉地は、鎌倉時代から湯治場として知られていました。
とくに江戸時代には「箱根七湯」のひとつに数えられ、多くの文人墨客が静養のために訪れた歴史を持ちます。

泉質は箱根のなかでも希少な中性の硫黄泉であり、刺激が比較的穏やかで「美肌の湯」としても評価されています。
また、芦之湯の源泉は、時間の経過や天候によって湯の色が七色に変化するといわれるほど成分が濃厚です。
2015年には、神奈川県で初めて「国民保養温泉地」の指定を受けました。
これは、温泉の効能だけでなく、周囲の豊かな自然環境や歴史的な景観が保たれていることが評価された結果です。
温泉地の周辺には「精進ヶ池」や石仏群などの史跡が点在しており、静謐な空気のなかで落ち着いた滞在をすることが可能です。
芦之湯の硫黄泉はアトピー性皮膚炎や慢性湿疹、冷え性などに対する適応症を持ち、高原の涼やかな気候とともに心身の静養に適しています。
※ ※ ※
硫黄泉は、特有の香りと濁り湯という視覚的、嗅覚的な特徴により、温泉地にいるという実感を強く与えてくれます。
なかでも今回取り上げた3つの温泉地は、いずれも硫黄泉ならではの香りと濁り湯という特徴を有しながら、異なる歴史や背景を持っています。
各地の温泉が持つ歴史や自然環境に触れながら、自分に合った湯治や保養のかたちを見つけることが可能です。
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