ジャガー・ルクルトが“15の複雑機構”を搭載! 約1300個の部品、組み立てに丸1年かかる限定1本の超複雑時計
約1300個の部品に15の複雑機構。2009年のキャリバー182を再構築
1833年創業のジャガー・ルクルトは、チャイム機構や複雑機構の開発で長い歴史を持つマニュファクチュールです。今回発表された「デュオメトル・グランド・コンプリケーション・グラン・ソヌリ」は、2009年の「ハイブリス・メカニカ・グラン・ソヌリ」に搭載されたキャリバー182を新たに解釈したユニークピースです。
キャリバー182は約1300個の部品で構成され、ムーブメントの組み立てと調整だけで丸1年を要します。工程は組み立て、分解、調整・洗浄、最終組み立ての4段階に及び、合計約1万6000もの作業を経て完成します。
ムーブメントには、グラン・ソヌリ、プチ・ソヌリ、ミニッツリピーターという3種類のチャイム機構に加え、レトログラード式パーペチュアルカレンダー、フライングトゥールビヨン、2つのパワーリザーブ表示など、合計15の複雑機構を搭載。2009年の登場時には、当時製造された腕時計の中でも最も複雑なもののひとつとされました。
今回の新バージョンでは、チャイムの音質とムーブメントの堅牢性の向上を重点にアップデートされています。4つのゴングと4つのハンマーがウェストミンスタースタイルの旋律を奏でる構成はそのままに、金属ガラス製ゴングを長くし、形状や取り付け、調整方法を改良。さらにインナーケース本体とケースバックのベゼルにチタンを採用することで、音の力強さや深みを高めています。
グラン・ソヌリモードでは15分ごとに自動でチャイムが鳴り、毎正時には4音からなる6フレーズ、合計24音の旋律を奏でます。チャイム専用の香箱は、グラン・ソヌリモードで合計616音、約7時間30分の連続チャイムを駆動できるとしています。

誤操作を防ぐ新セキュリティ機構。ダイヤルは30%大型化して視認性も向上
複雑なチャイム機構は、誤操作によってダメージを受ける可能性があります。新しいキャリバー182ではミニッツリピーターモードにセキュリティ機構を追加。前のチャイムが完全に鳴り終わり、機構がリセットされるまでは再びチャイムを作動できない仕組みとし、機構への物理的な負荷を抑えています。
ダイヤルはオープンワークをさらに進め、時・分・カレンダーを表示するダイヤルの直径を従来比30%拡大。ダークブルーグレーのラッカーやサンレイ仕上げのギョーシェ彫りと、内部に見えるピンクゴールドのパーツがコントラストをつくります。外周にはレトログラード式の日付表示を配置し、曜日と月もレトログラード表示で示します。
ケースは直径45mm、厚さ16.16mm。60個の部品で構成され、ケース本体とインナーケースにはチタン、ラグやベゼル、プッシュボタンなどには18K 5Nピンクゴールドを採用しています。サファイアクリスタルのケースバックからは、フライングトゥールビヨンをはじめとするムーブメントの構造を鑑賞できます。
ムーブメントには3つの香箱を搭載。時刻表示とパーペチュアルカレンダー用は48時間のパワーリザーブを確保し、チャイム用はグラン・ソヌリモードで約7.5時間、プチ・ソヌリモードで最大32時間の連続チャイムに対応します。本作は限定1本のユニークピースです。
製品仕様
「ジャガー・ルクルト デュオメトル・グランド・コンプリケーション・グラン・ソヌリ」
・品番:Q603H480
・ケースサイズ:直径45mm×厚さ16.16mm
・ケース素材:18K 5Nピンクゴールド、チタン製ケース本体/インナーケース
・ケースバック:サファイアクリスタル
・ダイヤル:オープンワーク、サンレイパターンのギョーシェ彫り、ブルーグレーのラッカー
・ムーブメント:手巻きマニュファクチュール キャリバー182、3つの香箱、フライングトゥールビヨン
・機能:時・分表示、グラン・ソヌリ、プチ・ソヌリ、ミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダーほか計15の複雑機構
・パワーリザーブ:48時間(時刻・カレンダー機能)
・チャイム駆動時間:グラン・ソヌリモード約7.5時間、プチ・ソヌリモード最大32時間
・ストラップ:ブラックアリゲーター、微調整機構付き18Kピンクゴールド製フォールディングバックル
・限定数量:ユニークピース(限定1本)
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