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チューダー「ノースフラッグ」がGMTで復活! 極夜・白夜に効く24時間針、日差0〜+5秒の高精度

極夜と白夜でこそ役立つ「24時間針」

 チューダーがツールウォッチとしての堅牢性を実地で証明したエピソードのひとつが、1950年代に行われた英国北グリーンランド遠征探検です。遠征隊に支給された時計は、約2年にわたり過酷な極地環境で使用され、その記録はブランドの信頼性を語る重要なレガシーとなりました。

 この歴史に由来して名づけられた「ノースフラッグ」は、2015年にブランド初の自社開発・製造による機械式ムーブメント「MT5621」を搭載して登場。今回の第2世代では、新たにGMT機能を加えて復活しました。

 24時間針は、数カ月にわたり太陽が昇らない極夜や、逆に太陽が沈まない白夜のような環境で、昼夜の感覚や第2時間帯を把握するのに役立つ機能です。ブラックダイヤルの外周には45度の傾斜をつけた24時間目盛り入りフランジを配置し、イエローの24時間針と秒針がアクセントになっています。

 デザインは1973年の歴史的モデル「レンジャー II」から着想を得ており、矢印型の24時間針と時針、バトン型の分針、角張った秒針などにその系譜を反映。アワーマーカーにはモノブロックの夜光セラミックを採用し、針にもグレードAのスイス製スーパールミノバを用いて、暗所での視認性を高めています。

 ケースは40mm径の316Lステンレススチール製。ノースフラッグの特徴であるケース一体型の2リンクブレスレットも受け継ぎ、サテンブラッシュドとポリッシュを使い分けています。クラスプにはチューダー独自の「T-fit」アジャスティングシステムを採用し、工具を使わず8mmの範囲を5段階で調整できます。

ブラックダイヤルをクローズアップ。イエローの24時間針と秒針が、モノトーンの表示に鮮やかなアクセントを加えている。
ブラックダイヤルをクローズアップ。イエローの24時間針と秒針が、モノトーンの表示に鮮やかなアクセントを加えている。

GMTだけじゃない。日差0/+5秒、15,000ガウス耐磁の実力

 搭載するのは、GMT機能を組み込んだ自動巻きマニュファクチュール キャリバー「MT5652-U」です。COSCのクロノメーター認定に加え、METAS(スイス連邦計量・認定局)のマスター クロノメーター認定を取得。完成した腕時計の状態で日差0/+5秒以内という高精度を満たしています。

 マスター クロノメーター認定では、2つの温度、6つの姿勢、パワーリザーブ100%と33%の状態で精度を検査するほか、15,000ガウスの高磁場環境下での動作と、その後の精度も確認されます。さらに100m防水と65時間のパワーリザーブも認証対象です。

 65時間のパワーリザーブは、金曜日の夜に時計を外しても月曜日の朝まで動き続ける、いわゆる「ウィークエンドプルーフ」の実用性を確保。ケースバックにはわずかにドーム状のサファイアクリスタルを採用し、サンレイ調のレーザー装飾やオープンワークのタングステン製ローターを備えたムーブメントを鑑賞できます。

 初代がブランド初の自社製機械式ムーブメントで節目を作ったモデルなら、第2世代はGMTとマスター クロノメーター認定によって、その“実用時計”としての性格をさらに明確にした一本といえそうです。価格は76万5600円(税込)です。

製品仕様
・価格(消費税込み):76万5600円
・リファレンス:9140G1A0U
・ケース:316Lステンレススチール、サテン&ポリッシュ仕上げ
・ケース径:40mm
・厚さ:12.7mm
・全長:48.8mm
・ベゼル:316Lステンレススチール製固定ベゼル
・風防:ドーム型サファイアクリスタル
・ダイヤル:ブラック、24時間目盛り入りフランジ、3時位置日付表示
・ムーブメント:自動巻きマニュファクチュール キャリバー MT5652-U
・機能:時・分・秒、日付、GMT(24時間針)
・精度:日差0/+5秒以内、COSC/METAS認定
・パワーリザーブ:約65時間
・耐磁性能:15,000ガウス
・防水性能:100m

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