VAGUE(ヴァーグ)

「ハワイで自転車、最高じゃん!」ノースショアを流し、160kmを走り、ガーミンで旅を全部残してみた

まずはノースショアへ。自転車だから見える、もうひとつのハワイ

 常夏のハワイは、海に山に、食に買い物!と、その魅力尽きることなく、いつ行っても何をするにもステキな夢の島ですが、これから秋のシーズンにオススメしたいのがサイクリング!真夏の厳しい暑さも和らぎ、朝晩過ごしやすく、晴天率も高めなのでサイクリングには最高のシーズンなのです。

 ハワイの玄関口オアフ島、ホノルルの市街地から小一時間もレンタカー移動すれば、例えばダイヤモンドヘッドからイーストコーストの絶景海岸線ルート、またはノースショアのロコムードに浸るまったりライドなど、あげればキリが無い魅惑のハワイアンサイクリングルートが、あなたを待っています。

 ビギナーもエキスパートも、何かと利便性に富むハワイは、海外サイクリングに、うってつけの地。今回は、ハワイアンサイクリングを頼もしくサポートしてくれるガーミンのデバイスたちをお供に連れて、新しいハワイを見つけに、Let’s Cycling in Hawaii!

オアフ島の海沿いを自転車で走る。クルマよりもゆっくり、徒歩よりも遠くへ行けるのがサイクリングの魅力です。
オアフ島の海沿いを自転車で走る。クルマよりもゆっくり、徒歩よりも遠くへ行けるのがサイクリングの魅力です。

 ハワイアンサイクリング楽しむなら、まずは古き良きハワイアンロコの風情が残るノースショアへGO!ちょっと早起きしてワイキキの朝の渋滞を避ければ、小一時間で静かなノースショアのロコタウン、ハレイワに。ホノルルの喧騒が嘘のような穏やかなムード。

 潮騒と島の自然が醸し出すハワイの風土を感じながら、準備ができたら、まずは海岸に沿って西へ向かいます。道は自然保護区に突き当たるデッドエンドなので、交通量は極端に少なく、まさに自転車天国。家の庭先から白い砂浜が広がり、そのまま青い水平線へと繋がっている夢でも見ているようなビーチサイドのロコハウスを行き過ぎ、程よい起伏に一汗かくと、ハワイ古来の自然が残るカエナ岬州立自然保護区のゲートにたどり着いた。

 保護区にはサーフスポットやトレッキングルートが整備され、ハイキングやMTBで西海岸に抜けることも出来る、人気のアドベンチャールートの入口。そして、古よりの聖地「レイナ・ア・カウハネ(魂が旅立つ聖なる地)」としてロコの崇敬を集める特別な場所でもあります。固有種のハワイアンモンクアザラシの生息地でもあるということで、神聖な気持ちで僧侶(モンク)探してみましたが、この日は遭遇叶わず。

ノースショアのローカルな景色を縫うようにライド。気になる場所で気軽に止まれるのも自転車旅ならでは。
ノースショアのローカルな景色を縫うようにライド。気になる場所で気軽に止まれるのも自転車旅ならでは。

走って、食べて、寄り道する。ハレイワを自転車で遊ぶ

 ハレイワからカエナ地区の往復は30kmほど。路面はスムースで起伏も少なく、のんびりとイージーライドを楽める極上のシーサイドルート。午前中にサクッと走って、ハレイワの街に戻れば、カフェで遅めの朝食でもよし、早めのブランチに名物ガーリックシュリンプに舌鼓を打つも良し。

 ハレイワは古き良きハワイの海辺の村落の名残り色濃く、同時に人気の観光地でもあり見どころも多いので、タウンサイクリングにも最適。食べ歩きやショッピングとくれば、自転車の本領発揮というものです。

 オアフ島のB面ともいえるノースショアは、古き良きハワイアンの暮らしと自然を満喫できるサイクリングになることうけあい。そして、ハレイワは奥深いノースショアのほんの入口。さらに向かえばノースの深い魅力に取り憑かれること。

ライドの合間にハレイワ名物のガーリックシュリンプでひと休み。食もまたハワイサイクリングの楽しみのひとつです。
ライドの合間にハレイワ名物のガーリックシュリンプでひと休み。食もまたハワイサイクリングの楽しみのひとつです。

もっと遠くへ走りたいなら「ホノルルセンチュリーライド」へ

 さて、ノースショアのイージーライドで足慣らししたら、もっと遠く、深くへと疾走りたくなるのがサイクリングの魔法です。そんな思いを抱いたら、ぜひ参加をオススメしたいのが、40年を超える歴史のあるハワイアンサイクリングの祭典「ホノルルセンチュリーライド」(以下HCR)。

 毎年9月下旬に開催され、この日のために世界中から愛車を担いだサイクリストが、ホノルルに集結する国際色も豊かなライドイベントです。”センチュリー”なので100マイル(160km)がメインルートですが、ショートからロングまで豊富なコースラインナップが用意され、ファミリーやビギナーからエキスパートまで安心して楽しめるコースメイクが、世界中にファンを持つ秘密でもあります。

ホノルルセンチュリーライドのスタート前。夜明け前から多くのサイクリストが集まり、会場の熱気が高まります。
ホノルルセンチュリーライドのスタート前。夜明け前から多くのサイクリストが集まり、会場の熱気が高まります。

夜明けのホノルルを出発。絶景の東海岸を駆け抜ける

 まだ日の出前、ホノルル中心にほど近いカピオラニ公園に、鮮やかかつ個性豊かなサイクルジャージが集っています。星空が、深い群青から鮮やかな紫色に染まる早朝6:00。ハワイアンにアレンジされた”星条旗よ永遠に”の厳かなアカペラに送られ、HCRはスタートを切ります。

 ライダーの群れは、ダイヤモンドヘッドの波打ち際、波間にたゆたう早起きサーファーを横目に、世界的富豪の豪邸が立ち並ぶカハラ・アベニューを駆け抜けると、ホノルルの喧騒をあとにして、一路東へ向かいます。まずはオアフ最東端の聖地コーコー・ヘッド・クレーターへ。

 コーコー・ヘッドの裾を走るコーストライン72号線は、自然保護区ハナウマ・ベイに面した海岸線の絶景ルートとしても知られますが、普段は自動車専用道路。ところが、HCR開催日は特別に自転車にも開放され、オアフが誇る絶景を存分にライドできるのです。その後も、海に山にと見どころはたくさん。東海岸のロコなムードに浸ることができるルートメイクは、さすがのHCR。

 お楽しみのエイドポイントで、ロコスタッフが提供してくれるフードを頬張りつつ、世界各国のサイクリストとのコミユニケーションに花が咲くのも、HCRの大きな楽しみの一つ。海外サイクリングに興味があるなら、まずはハワイからから始めるのが、正解かもしれません。

ハワイらしい青空の下、海沿いのコースを走る参加者たち。HCRではオアフ島の多彩な景色を次々と味わえます。
ハワイらしい青空の下、海沿いのコースを走る参加者たち。HCRではオアフ島の多彩な景色を次々と味わえます。

初めての海外ライドにも。HCRが走りやすい理由

 2026年のHCRは9月27日に開催されました。毎年9月下旬に開催される恒例イベントですが、次回大会の日程やエントリー情報は、参加を検討する時点で最新情報を確認するのが確実。

 海外サイクリングは自転車の輸送や現地での移動など準備も多いだけに、興味が湧いたら次の大会に向けて早めに動きたいところです。

フィニッシュ地点で笑顔を見せる参加者。長距離を走り切った達成感もHCRの大きな魅力です。
フィニッシュ地点で笑顔を見せる参加者。長距離を走り切った達成感もHCRの大きな魅力です。

 ちなみに、HCRに参加する場合、JAL利用で国内〜ハワイの自転車航空運搬料は無料!(※規定梱包サイズ_3辺302cm以内・重さ23kg以内)愛車をハワイに持ち込むなら、利用しない手はないでしょう。

旅の記憶を“データ”でも残す。Garminを連れて走る理由

 ところで、せっかくの海外サイクリングなら、ルートやエクササイズのライフログデータはやっぱり残したい。そんなとき頼りになる旅のお供が、GARMIN社(ガーミン)のデバイスたち。

今回の旅で使用した「Forerunner 570」とVariaシリーズ。走行ログ、映像、安全確認をひとつの環境で連携できます。
今回の旅で使用した「Forerunner 570」とVariaシリーズ。走行ログ、映像、安全確認をひとつの環境で連携できます。

腕時計ひとつで旅のログを。「Forerunner 570」

 ログ録りにもっとも手軽なデバイスとなれば、やはりスマートウォッチ。今回選んだのは「Forerunner 570」。煩雑な荷物や、不測の事態の多い海外旅行では、道具はシンプルイズベスト。シンプルながら信頼性の高いGPSスマートウォッチだ。

 超軽量でも、充電の手間いらずな最長10日の駆動可能で、視認性の高い大きなディスプレイの操作性も良い。ガーミンのお家芸でもあるマルチスポーツ対応機能で、カンタンにサイクリング設定が可能なのは、海外サイクリングに最適だ。

 ほかにも登山、水泳、スキー、スノボなど、豊富なアクティビティに対応したログ記録が可能だ。ガーミンのGPS性能については言わずもがなだが、最新の光学式心拍計搭載でライフログの精度は高い。

海を背景に「Forerunner 570」を装着。旅先でも腕時計ひとつでアクティビティの記録を残せます。
海を背景に「Forerunner 570」を装着。旅先でも腕時計ひとつでアクティビティの記録を残せます。

4K映像でライドを残す。「Varia Vue」は旅のドラレコになる

 海外サイクリングとなれば、普段以上に映像もたくさん残したいと思うのが、人の情。だって、あとから見直してニヤニヤしたい、笑。となれば、つぎに選ぶべきサイクリング系デバイスは、アクションカメラでしょう。

 そこで選んだのが、4Kカメラ内蔵サイクルドライブレコーダー「Varia Vue」です。サイクリング専用設計の取り回しの良さと、4K画質で、自転車系アクションカメラはとして申し分無し。

ハンドルまわりに装着した「Varia Vue」。ライトと4Kカメラを一体化し、前方の記録と視認性を両立します。
ハンドルまわりに装着した「Varia Vue」。ライトと4Kカメラを一体化し、前方の記録と視認性を両立します。

後ろから迫るクルマを可視化。Variaで“安全”もアップデート

 照度600ルーメンのライトまでついている! ところで、正式名称に”ドライブレコーダー”とな?

 じつは「Varia Vue」は、ガーミン社が業界に先駆けて開発に力を入れているサイクリングセーフティデバイス「Varia」シリーズの一製品なのだ。単体でもアクションカメラ兼ドライブレコーダーとして有能なのだが、兄弟機の車両レーダー付リアビューカメラ「Varia RCT715」との統合運用で、サイクリング中の安全サポートも両立してくれる。

 前後の動画記録機能はもちろん、「Varia RCT715」の後方レーダーで、接近する車両情報をスマホなどにリアルタイム表示させることができる。後方確認に課題の多いサイクリング中に、危険を可視化してくれるリアレーダーはこれ以上心強い味方もない。

 万一事故が発生した場合も、衝撃を感知した前後両デバイスが映像を自動保存し、事故検証にまで安心を担保してくれるのだ。

後方に取り付けた「Varia RCT715」。リアライト、車両レーダー、カメラを一体化したサイクリングセーフティデバイスです。
後方に取り付けた「Varia RCT715」。リアライト、車両レーダー、カメラを一体化したサイクリングセーフティデバイスです。

写真だけじゃない。走った軌跡も、旅の思い出になる

 今回のハワイアンライドでも、思い出作りとライフログ、安全サポートが、オートマチックに両立されている安心感をヒシヒシ感じ、ライドに集中することができた。

 こうして、ノースショアライドやHCRと、オアフ島を走り回って、たくさんの写真や動画を残しましたが、同時記録したルートやライフログデータだって、大事な思い出なのかもしれません。

 録ったログを統合管理できるGarminConnectアプリにうつせば、無機質なデータが、ハワイの思い出を鮮明に補強してくれるはず。ガーミンをお供にハワイアンサイクリング、この秋、いかがでしょう?

Garmin Connectには走行ルートや距離、時間などの記録が残ります。写真とは違う角度から、旅の記憶を振り返れます。
Garmin Connectには走行ルートや距離、時間などの記録が残ります。写真とは違う角度から、旅の記憶を振り返れます。

<使用自転車車両>
Cannondale
Topstone Carbon 3

<掲載デバイス>
ガーミン
「Forerunner 570」
・超軽量GPSランニングウォッチ
・バッテリー約11日
・超軽量
・大画面ディスプレイ
・光学式心拍計搭載
・ランニング/マルチスポーツ対応
・スピーカー&マイク内蔵/心拍/ペース/距離情報/音声通知など
・Android/iOS対応
・Suica機能搭載

「Varia Vue」
・4Kカメラ内蔵サイクルドライブレコーダー
・5GHzWi-Fi対応
・最大600ルーメン/視認距離約1.6km
・最長9時間バッテリー稼働
・IX7防水仕様

本体サイズ
・92×60×33mm
・重量200g

「Varia RCT715」
・リアライト付車両レーダー兼ドライブレコーダー
・Varia Vueとの連携で前後映像情報を同期。
・日付・時刻・GPS位置情報を記録

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下城英悟
下城英悟
Photo & Videographer
⽇本写真家UNION所属。ムービー&スチル兼務カメラマンとしてのキャリアは25年超。時計や⾞、家電などプロダクトから、アーティスト、ファッション、スポーツ、時に政治・事件現場へ、領域横断し国内外で精⼒的な活動を続ける。熱心なアウトドアマンとして、旅、登山、自転車、スノースポーツ、スケートボード、キャンプ等のフィールドに精通。書き手として執筆も行う。信条は、⼀撮⼊魂、One Shoot One Live!

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