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元祖クロスオーバーSUVは「ゴルフ」だった! 1年だけ日本に正規輸入された「カントリー」とは

「ゴルフカントリー」は、中古車市場ではどれくらいの価格で販売されているのか?

 詳しいスペックについて我々がよく知るゴルフⅡと比較すると、まず、カントリーの名が示すとおり、合成樹製脂のオーバーフェンダーと、ちょっと高めの車高にしたオフロード指向のルックスにある。

 スタンダードモデルよりも25cmほど車高を上げたスタイルに、プロテクトバーに加えて補助灯を備えたヘッドランプがクロカンモデルとしてのアピール性を高めている。

エンジンのマウント位置やサスペンションメンバー等の位置は通常の「ゴルフII」と同じのようだ
エンジンのマウント位置やサスペンションメンバー等の位置は通常の「ゴルフII」と同じのようだ

●見た目ほどハードな走りは期待できず

 駆動システムはビスカスカップリングを用いたフルタイム4WD。フォルクスワーゲンでは「シンクロ」と呼んだ機構だ。完全オート機構のシステムなので、操作ボタン等がないのも特徴だ。

 また、カントリーという名が付いているが、川の中を走ったり荒れたオフロードに強いわけではない。このゴルフIIカントリーはシティユースのオフロードスタイルの先駆け的な存在で、クルマをよく見ると、エンジンのマウント位置やサスペンションメンバー等の位置が通常のゴルフIIと同じであることが分かる。

 つまり、カントリーはいわゆるルックス重視の作り込みが施されているということ。「こんなクルマがあってもいいのでは」というフォルクスワーゲンのお洒落な遊び心ある1台だったといえる。

 スピニングガレージでのプライスタグは、359万800円。日本に100台もないゴルフIIカントリーにサーフボードを載せて走っていたらそうとうハマるのではないだろうか。

 今ならルーフテントなんてスタイルもアリだ。いずれにしても、このアクティブなスタイルは実に魅力的、クロスオーバーのクルマが増えた今こそ光る1台である。

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