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パイオニアが本気で作ったスマホ向けカーナビアプリ「COCCHi」がスゴい! まるで本物のカーナビ…どうやって作った? その開発秘話を大公開!【PR】

一筋縄ではいかない! 地図のデザイン作業について語る

  • 原さんによると地図の塗り替えなどは途方もない作業だそうだ。抜かりない開発によって今のCOCCHiがある 撮影場所: WeWork

 素人目線では、単純に道路の色合いとかを塗り替えれば済みそうに思いますが、実際はそうではありません。

 原さんによれば「地図デザインはアイコンの形状や道路の色を変えるにも8割ぐらいはテクニカルなところの変更が必要となるんです。しかし、この作業がものすごい大変で、データベースがどうなっているか、描画の仕組みはどうかなど、ひとつひとつひもといていく必要があり、その対応に来る日も来る日も費やしました」と苦労の連続だったことを明かしてくれました。

  • 高速道路は青、国道は赤、主要道は緑、都道府県道はオレンジ、一般道はグレーと、直感的にわかりやすい案内もパイオニアのナビの特徴。それを生かしているのがCOCCHiだ

 また「道路ひとつひとつの色にも注力しており、一般道はグレー、高速道路は青色とパッとわかりやすいようにしています」(原さん)と言います。「色覚特性のある方でもそれぞれの色の違いを認識できるように、実際に当事者の人に来ていただき、テストしました」とのことで、同じ色覚特性の人でもそれぞれ見え方に違いがあることがわかり、その調整にも注力したそうです。

 加えて、原さんによると日本と海外では「道案内」の概念が異なると言います。「海外は交差点名などは重要視しておらず、『ある道とある道が重なるところを左』といったようにストリートネーム文化が定着しているため、海外生まれのアプリをそのまま使うと少々違和感を覚えることもあります」(原さん)と指摘しました。

  • 皇居周辺の道は右左折レーンなどが入り組んでおり、わかりづらい。COCCHiはスマホナビとは思えないほどの行き届いた親切な案内だ
  • 車線ガイドでは現実の風景とリンクした、直感的に理解しやすいイラストが表示される

 そのような中でデザインを突き詰めていくポイントは「“究極にわかりやすいものは知っているもの”として捉えて対応していく」ということだったと言います。

 どういうことかというと「今はスマホがすっかり普及し、スマホで使う時の作法が“知っているもの”として定着している。そのため、アプローチとしてカーナビにスマホの作法を少しずつ取り入れていくことが作業を進める上で重要な要素」(原さん)になるそうです。

 そうした中でCOCCHiの開発はデザイン面でも新たな転換点となったと原さんは振り返ります。

  • 音声案内だけで目的に到着できるほどの正確さを狙ったCOCCHiの開発 撮影場所: WeWork

「ボイスデザインはUIデザインではなくUXデザインのグループが担当しましたが、ボイスインターフェースを考慮した地図デザインの作り込みという取り組みが必要となりました。その開発はチャレンジとなりましたが、同時にやりがいもありました」(原さん)と語ります。

 確かにCOCCHiを使っていると、きめ細かな音声ガイドが繰り返されることに驚きます。

 分岐点までの距離を所要時間に置き換えて案内したり、推奨する車線を具体的に案内したりと、従来のカーナビアプリにはなかった充実ぶりです。そうした機能の中で特に苦心したのが、「カーナビで目的地までの案内をされても画面を確認する余裕がない」という人への対応だったそうです。

  • パイオニアのCOCCHi開発における熱い思いに、藤島さんと会田さんも盛り上がる 撮影場所: WeWork

 原さんはこの対応について「どういう案内が適切なのかは人によって微妙に違います。誰にとっても必要な情報を、最大公約数的に網羅するのがパイオニア/カロッツェリアナビのインターフェースの思想ですが、そこにこれまで構築した詳細なボイスインターフェースを組み合わせました」と説明します。

  • 藤島さんも自身でCOCCHiを使用している感想を述べた。音声案内は音楽を聴くユーザーの一部から改善要望もあるといい、開発の難しさがうかがえる 撮影場所: WeWork

 この点について藤島さんも「この音声ガイドの頻度は3段階に切り替えられますよね? これってすごく便利だと思いました」とコメント。さっそくCOCCHiを使いこなしている一端を披露しました。

 これを聞いて原さんは「そこまでわかって使いこなしていただいているのはうれしいですね。残念ながら現状ではこの機能があまり使われていなくて、それだけに『聴いていた音楽が音声ガイドにしょっちゅうブロックされて、うっとうしい』という意見も少なくないんです。この切り替えのイメージとしては、レベル1〜2が従来のカーナビに近い状態で、レベル3になると画面を見なくても大丈夫というレベルに仕上がっている」とのことでした。

 次にカーナビの機能を発揮するために欠かせない目的地検索についてCOCCHiはどうでしょうか。

「Google」と連携で知らない目的地はない?

 COCCHiでは車載カーナビと同様に、履歴やジャンル別、住所のほか、キーワードを入力して目的地を探すことができます。しかも、キーワード検索では音声で施設名や住所を入力すれば一発で目的地として設定できます。

 これで大多数の場所は目的地として簡単に設定でき、使い勝手がよく考えられていると実感します。しかし、これが少しマイナーな場所だったり、住所や電話番号がない景勝地だったりすると探せなくなります。

  • Apple CarPlayを使用して車両に映し出されるCOCCHiの画面。日比谷公園など著名な場所はすぐに検索が可能

 実は先日、私が茨城県ひたちなか市へ諸用で行った際、近くに「ほしいも神社」という、鳥居を干し芋風の金色にした神社があるの話を聞き、興味本位で立ち寄ろうとしました。

 しかし、車載カーナビはもちろん、COCCHiで探しても見つかりません。で、活躍したのがGoogleマップでした。「ほしいも神社」と音声で入力すると一発で対象地を表示してみせたのです。

 原さんは「正直なところ目的地の検索では、検索に圧倒的な強みをもつGoogleマップには太刀打ちできないんです。もうお任せしますという感じです」。

  • 「ほしいも神社」を例に挙げると、Googleマップで検索後場所をCOCCHiに共有

 とはいえ、Googleマップで見つけられるのにCOCCHiで探せないとなれば不満も出てきます。そこでCOCCHiでは、Googleマップの共有機能で検索した位置情報を転送してCOCCHiに反映できる機能を用意したのです。

 ただし、注意点としてこの機能はあくまで位置情報を共有しているだけということ。そこには出入口情報もなければ、高速道路上なのか一般道なのかも区別されません。

  • 前述のCOCCHiへの共有が済むと、COCCHi側でナビ設定が可能。ハイクオリティなルート案内で目的地にたどり着ける

 このあたりをきちんとわかった上で使うと、もはや日本全国、たどり着けない場所はないというぐらい便利な機能となるでしょう。

 これを聞いた藤島さんは「それは便利ですね。実は私も目的地を探す時ってGoogleマップを使うことが多いです。特にホテルを探す際には旅行サイトとリンクしているので、まずはGoogleマップで検索となるんです。一方でCOCCHiのルート案内の素晴らしさは体験して知っているわけで、これって“できる上司は有能な部下を信頼して仕事を任す”みたいな感じでいいですね」と感想を述べていました。

アップデートで広がるCOCCHiの可能性

 COCCHiはユーザーからの要望やフィードバックをもとに、機能のアップデートを継続的に実施しているのも特筆すべき点です。

 ここ最近では2024年6月にApple CarPlay/Android Auto™の画面上でジャンル検索(駐車場、ガソリンスタンド、トイレ、コンビニ、ファミリーレストラン、ファストフード)が可能になったほか、フリーワード検索画面から音声検索も可能に。

  • COCCHiの魅力はなんといってもアップデートによる機能拡充だ

 2023年11月には有料道路専用の「ハイウェイモード」を搭載、2024年1月には夜間やトンネルなど、車外が暗く白い地図では逆に見にくくなってしまうシチュエーションで地図を黒背景にする「夜モード」を搭載しました。

「夜モード」などは、リリース当初実装されていなかったものの、ユーザーの声を反映して搭載されました。

 最近では、2024年7月のアップデートで自社位置と目的地を結ぶ「目的地方向目安線」の実装、自車位置マークのサイズ変更、車両情報登録の台数追加などが行われ、2024年9月のアップデートでは道路情報の更新なども行われています。

  • 写真のようにディスプレイの背景や文字を、黒を基調とした配色に設定する「夜モード」への対応もアップデートの一環で追加された

 ここで藤島さんが「EV充電器の場所などは対応していますか?」と質問。大野さんは「対応しています」と話し、さまざまなクルマに対応するCOCCHiの魅力が垣間見えました。

 こうした機能拡充はもちろん、地図更新などもアップデートで行われるので「新しく開通した道が載っていない…」という悩みも解消できるでしょう。

 このようなユーザーの声を反映したアップデートは、スマホナビアプリのCOCCHiだからこそ、柔軟に対応できるのです。

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