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山へキャンプへ悪路を走破 なぜいまオフロードタイヤの人気が急上昇? その理由とは

乗り心地や静粛性も良い商品も存在する

 では、カスタムをする時はどんなオフロードタイヤを選べばいいのでしょうか。

TOYO TIRES「オープンカントリー A/T III」を装着したトヨタ「ハイラックス」
TOYO TIRES「オープンカントリー A/T III」を装着したトヨタ「ハイラックス」

 このカテゴリーを最初に日本に広めたのが、「BFグッドリッチ」です。アメリカのブランドで、1870年に誕生した歴史のあるブランド。80年代の四駆ブームの時は、BFグッドリッチの「マッドテレーンT/A」を装着するのが四駆乗りのステータスとなりました。

 その後、国産メーカーからさまざま々なオフロードタイヤが登場しましたが、四駆ブームの終焉と共に衰退。ジムニーなど一部の車種を除いて、オフロードタイヤを付けるユーザーは減っていました。

 しかし、ピックアップトラックが主流のアメリカでは、相変わらずオフロードタイヤの需要が高く、それが逆輸入されるカタチで日本でも火が付いたのが、ヨコハマの「ジオランダーM/T」です。ジムニーやJeep「ラングラー」のユーザーに人気を博し、その後、ハイエースでも市場を伸ばしました。

 ここ数年、急激に市場を伸ばしているのが、TOYOタイヤの「オープンカントリーM/T」。サイズ展開が非常に豊富で、軽トラからフルサイズアメリカンSUVまで、幅広い車種用で展開しています。トーヨータイヤの「オープンカントリーM/T」は、ジオランダーM/T G003と比較すると1本あたりの重さが軽量で、小排気量の傾向にある国産車でも高評価を得ています。

 最近では、シンガポールの「レーダー」や、オーストラリアの「モンスタ」といったブランドのオフロードタイヤも注目株。メジャーブランドのタイヤに負けない性能を確保しています。

 また、前述のようにラギッドテレーンタイプのタイヤもカスタム業界では人気で、マッドテレーンよりも転がり抵抗が少なく、乗り心地もよいことから、このタイプの需要も急速に高まっています。むしろ、市場の中心はR/Tタイヤに変わりつつあると言っていいでしょう。

 ちなみに、オフロードタイヤは乗り心地が悪く、うるさいという印象を持っているユーザーが多いようです。たしかに80年代のマッドテレーンタイプはコンパウンドが硬く、ロードノイズが大きいというのが当たり前でした。しかしタイヤの進化によって、最近のものはフィーリングも大幅に改善。

 舗装路を走行してもゴツゴツとしたフィーリングがほとんどなく、低周波のロードノイズも抑えられています。また雨で濡れた路面での制動力も十分に確保されており、ひと昔前のように“止まらない!”とアセことも少なくなっています。また「M+S」の表記があるモデルが多いため、降り始めの新雪であれば、そこそこのスノー性能も発揮します。

 もちろん、砂利や泥、岩はお手の物。キャンプ場や林道などに行く機会が多いアウトドア派なら、やはりオフロードタイヤがオススメです。また滑りやすい畦道などでも優れた走破性を発揮してくれるので、軽トラなどアグリカルチャー用にも使えるタイヤです。

“そろそろ愛車のイメチェンをしたい”と考えているのであれば、まずタイヤをオフロードタイプに変えてみてはいかがでしょうか。想像以上のドレスアップ効果に、きっと満足するはずです。

Gallery 【画像】ゴツいタイヤがカッコいい! 各メーカーの「オフロードタイヤ」を見る(28枚)
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