2代目となる新型「C-HR」はPHEVも用意

　トヨタの欧州法人（欧州トヨタ）は2023年6月12日、新型「C-HR」を同年6月26日に世界初公開すると発表しました。

　C-HRはトヨタのコンパクトSUVで、次世代世界戦略車として2016年に登場。現在では世界100か国以上で販売されています。ボディサイズは全長4360mm×全幅1795mm×全高1550mm（FF車）、ホイールベースは2640mmです。

　6月26日に発表される新型C-HRは2代目となるモデルになります。

　今回は、リアのティザー画像を公開しています。シルエットのみの画像で、詳細なデザインはわかりませんが、近年トヨタ車に多く採用される横一文字のテールライトが特徴となっています。
　
　リアエンブレムは「TOYOTA C-HR」となり、赤く光っています。トヨタエンブレムの「T」マークは見当たりません。

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　欧州トヨタでは、2022年12月に新型C-HRを示唆するデザインコンセプト「C-HRプロローグ」を発表しています。南フランスにあるトヨタの欧州デザイン開発本部「ED2」で開発されました。
　
　これを見ると、フロントデザインは「ハンマーヘッド」と呼ばれるデザインで、さまざまな形状が連動する3Dアーキテクチャーと大胆なライティングシグネチャーによって生み出されます。

　フロントグリルの開口部は小さくなり、ヘッドライトはスリム化され、ハイテクさを際立たせることで、サメのような鋭く突き刺さるような、今にも突進していきそうな印象を与えるデザインです。

　ED2のデザインディレクター、ランス・スコット氏は「私たちの使命は、深く掘り下げ、これまで以上に前進することでした。新しいトヨタ C-HR をお届けできることを本当に楽しみにしています」とコメントしています。

　C-HRプロローグが発表された際、従来のハイブリッドに加え、欧州で生産されたバッテリーを搭載するプラグインハイブリッドが設定されることも明らかになっています。