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日本での復活もあり!? ホンダが新型「インテグラ」実車初公開 このタイミングで青山に展示した理由とは

北米モデルの「A-Spec」と「Type S」の2台を展示

 ホンダは2023年6月20日、東京都港区南青山にある施設、「ホンダウエルカムプラザ青山」にて、北米を中心に展開しているアキュラブランドの新型モデル「インテグラ」を同年7月3日まで展示しています。

 新型インテグラは今回が日本初公開となりますが、なぜこのタイミングで展示をおこなっているのでしょうか。

ホンダウエルカムプラザ青山に展示中のアキュラ新型「インテグラ」
ホンダウエルカムプラザ青山に展示中のアキュラ新型「インテグラ」

 インテグラは初代が1985年に登場したスポーツモデルです。初代登場当時は、ハッチバックモデル「クイント」の後継車である「クイントインテグラ」としてデビュー、1989年に登場した2代目からインテグラ名となりました。

 2代目は当時、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で人気だった俳優マイケル・J・フォックス氏をCMに起用、「カッコインテグラ」と言うCMが話題となりました。

 1993年に3代目へとフルモデルチェンジ。この3代目をベースにした高性能モデル「インテグラタイプR」は1995年に登場しています。

 さらに4代目が2001年に登場しましたが、クーペ人気の低迷により、2006年に生産が終了、翌2007年に販売が終了しています。

 2021年にアキュラブランドのモデルとして5代目がおよそ15年ぶりに復活、北米で登場しています。2023年1月には2023北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。

 ボディサイズは全長185.8インチ(約4725mm(×全幅72.0インチ(約1900mm)×全高55.5インチ(約1405mm)、ホイールベースは107.7インチ(約2735mm)で、5ドアハッチバックとなっています。

 2023年現在、米国では「Integra」、「A-Spec Package」、「A-Spec with Technology Package (CVT)」、「A-Spec with Technology Package (6MT)」、そして「Type S (6MT)」をラインナップ。

 今回、ホンダウエルカムプラザ青山に展示されるのは「A-Spec」、「Type S」となり、日本初公開となります。

 なぜこのタイミングで日本で初展示されたのでしょうか。

 ホンダによると、北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した記念によるものだと言います。

 今回の展示では、2台のインテグラ以外に北米で受賞した「Car Of The Year」および「10Best Engine」のトロフィーや、開発者のメッセージ映像なども見ることができます。

※ ※ ※

 こうなると、日本での今後の展開が気になるところですが、ホンダによると「残念ながら国内における発売の予定はありません」と言います。

 ウエルカムプラザ青山での展示期間は7月3日までで、来場してアンケートに回答するとPC、スマホ用の待ち受け画像もゲットできるようです。

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