ゴルフGTIの高性能セダン版 VW「ジェッタGLI」登場40周年 米国で登場した限定の記念モデルがカッコいい
228馬力の2.0TSI「EA888」エンジン搭載のスポーツセダン
VW(フォルクスワーゲン)米国法人は2023年7月24日、北米限定でえ販売される「JETTA GLI(ジェッタGLI)」の限定40周年記念エディションを発表しました。
ジェッタはVWのハッチバックモデル「GOLF(ゴルフ)」をベースにした4ドアセダンで、かつて日本でも発売されていました。現在は北米を中心に展開しています。
ジェッタGLIは、「荷室付きのゴルフGTI」と呼ばれる高性能モデルで、1984年にデビュー以来人気のパフォーマンスセダンです。
今回、発売から40周年を記念し、最初のモデルイヤーにちなんで米国向けに1984台限定で生産されます。
ジェッタGLI40周年記念エディションは、228馬力・258lb-ft(約350Nm)を発生する2リッター直列4気筒ターボ「EA888」エンジンを搭載。トランスミッションは6速MTと7速DSG(DCT)が選べ、前輪を駆動します。
エクステリアはブラックの10スポークデザインの18インチホイールや、ブラックのグリル、ミラーキャップ、ドアハンドル、スポイラーが装備されます。さらにGLIのトレードマークである赤いトリム、対象的にフロントからリアまでブラックアウト化されたディテールが施されます。
インテリアは、エンボス加工されたシートを採用。これは指紋のように、生産される1984台の車両ごとに異なるデザインになります。またカップホルダーにはGLIロゴ、もう一方には1984のロゴが刻まれ、さらにシートタグとフロントドア汁には「GLI40」、ステアリングホイールの6時の方向には「40」のロゴが入ります。
ボディカラーはピュアグレー、ピュアホワイト、ライジングブルーの3色です。
米国での価格は、6速MTモデルが2万8085ドル(日本円で約396万円)、7速DSGモデルが2万8885ドル(約407万円)です。
納車は2023年夏後半を予定しています。