BMW M社のモータースポーツの知見と経験に基づく機能性パーツ

　独BMWは2023年8月10日、新型「5シリーズ」および新型「i5」用のBMW Mパフォーマンスパーツを発表しました。

　新型5シリーズは、同年5月に世界初公開されたBMWのEセグメントセダンです。

　1972年の初代発売以来、5シリーズセダンは1972年の登場から2023年初頭まで、全世界で1000万台以上生産されています。

　新型5シリーズセダンは8代目（G60型）です。同時に電気自動車（EV）の新型「i5」（M60型）も発表されています。

　ボディサイズは全長5060mm×全幅1900mm×全高1515mm、ホイールベースは2995mmと、全長5mを超えています。先代と比較すると全長でプラス97mm、全幅でプラス32mm、全高でプラス36mm、ホイールベースでプラス2995mmと、それぞれ大きくなっているのが特徴です。

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　今回発表されたMパフォーマンスパーツは、そんな8代目5シリーズを彩るパーツで、BMW M GmbH（M社）が50年以上にわたって蓄積されたモータースポーツの知見と経験に基づいて開発されています。

　Mパフォーマンス・カーボンパーツは、カーボン繊維強化プラスチック (CFRP) で作られており、クリアラッカーで封止されて高品質な仕上げが実現。新型5シリーズセダンにシャープでスポーティな外観を与えています。4つの部分からなるMパフォーマンス・カーボン フロントアタッチメント、アラミド繊維製のMパフォーマンス・カーボンプロ・リアスポイラー、および3つの部分からなる Mパフォーマンス・リアディフューザーが、独特のレーシング指向のエクステリアを保証します。またMパフォーマンス・リアスポイラーもオプションとして利用可能です。

　高品質の外装パーツのラインナップは、カーボンMミラーキャップと Mパフォーマンス・アラミドアンテナカバーによってさらに充実しています。

　インテリアにも、カーボン製のドアシルプレートなどを用意。またベロアフロアマットにはMパフォーマンスの文字が刺繍されます。

　Mパフォーマンスパーツは、2023年10月に予定されている、新型5シリーズおよびi5の市場投入に合わせて発売される予定です。完成車として認証されているため、車両構造変更届などは必要ないということです。