グーグルマップよりも使いやすい!? ドライブの際には活用したい いまイチオシのスマホ用「無料カーナビアプリ」とは?
GPS信号が途絶えたトンネルでもルート案内を受けることが可能
また車載カーナビやディスプレイオーディオとスマホを連携する「CarPlay」でYahoo!カーナビを使うと、地図画面を車載ディスプレイに表示し、大きな画面でわかりやすい案内を受けることができます。

このとき、スマホのディスプレイには「危険なため運転中はスマートフォンを触らないでください」と表示されます(なお2023年3月にCarPlay対応した同じYahoo!の地図アプリ「Yahoo! MAP」では、スマホのディスプレイは「ターン・バイ・ターン」のサブディスプレイとして使われます。このあたりは好みの分かれるところでしょう)。
なお、スマホのナビアプリは、基本的にGPS信号をもとに自車位置を測位するため、GPS信号、搭載する各種ジャイロセンサー、さらにクルマが発する車速パルスをもとに測位する車載ナビに比べ、自車位置の精度が低くなるのが一般的でした。
とくにGPS衛星からの信号が受信できないトンネルのなかでは、自車位置が止まったまま動かなくなるなど、場合によって案内に影響することもありました。
しかしYahoo!カーナビは、2016年11月に、スマートフォンのセンサーを利用して独自に自車位置を推定する機能を追加。この機能により、首都高中央環状線にある全長18.2kmの「山手トンネル」など、途中に分岐がある長大トンネルでも、JCT案内図などのイラストでルート案内を受けることが可能となっています。
こうしたGPS信号が途絶えた状態での自車位置測位は、スマホのハードウェアの進化もあいまって、正確さを増している印象です。
ただGPS信号を受信できる地上よりは精度が“甘く”なってしまうことは否めないため、Yahoo!カーナビのアプリ画面だけに頼るのではなく、道路上に設置された実際の案内看板も確認し、ドライブを続けることをおすすめします。
なおYahoo!カーナビには、有料のオプションとして「スピード注意情報プラス」が用意されています。これは月額250円で固定式オービス、移動式オービス、速度取締り、検問の場所を地図上のアイコンと、ルート案内中の音声で知らせてくれるというものです。
情報は全国のユーザー投稿をもとに現地確認をした上で掲載されるため、車載ナビの同種の機能に比べ、新鮮な情報をもとに確実な案内を受けることができます。
安全運転のパートナーに、こちらも利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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