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ボルボ新型「EX30」発売 日本でも扱いやすい ボルボ史上最小サイズの電動コンパクトSUVは559万円

補助金等を活用すれば実質400万円台と内燃エンジン車とほぼ同等の価格帯

 ボルボ・カー・ジャパンは2023年11月22日、ボルボ史上最少のSUVの電気自動車「EX30」を、購入専用サイトにて発売しました。

 消費税込みの車両価格は559万円です。

日本で発売されたボルボの新型電動コンパクトSUV「EX30」
日本で発売されたボルボの新型電動コンパクトSUV「EX30」

 新型EX30は、同年6月7日にイタリア・ミラノにて世界初公開された、ボルボ初となるコンパクトプレミアムSUVで、「C40リチャージ」「XC40リチャージ」「EX90(日本未登場)」に次ぐ、ボルボで4番目のピュア・エレクトリックモデル(BEV)です。日本でも同年8月26日に発表されました。

 全長4235mm×全幅1835mm×全高1550mmというボディサイズのBセグメントSUVになります。

 新型EX30は、ボルボ史上もっとも小さなEVで、これまでのボルボ車の中で最小のカーボンフットプリントを実現。生産を含めライフサイクル全体にわたるCO2排出量削減に取り組み、内外装の素材にも配慮することで、既存の電気自動車である「C40リチャージ」や「XC40リチャージ」と比較してCO2排出量を25%削減しているといいます。

 パワートレインは272馬力・343Nmを発生するモーターを搭載、後輪を駆動します。またリチウムイオンバッテリー容量は69kWhで、WLTCモードでの一充電走行距離は560kmとなります。

 デザインは、ロングホイールベース、大径ホイール、前後そろったオーバーハングによリ、バランスと洗練された印象のエクステリアとなっています。またEV的なデザインで、自信に溢れたフェイス、閉じられたシールドとデジタル表現を用いたボルボ車の特徴「トールハンマーヘッドライト」があしらわれています。

 インテリアはシングルスクリーンのUXや、Google搭載の最新版のインフォテインメントシステムが使用できるようになり、これらの機能はすべて真のボルボ・デザインの特徴を反映しています。

 注目は、人気の高いパークパイロットアシストの新世代機能を搭載した最初のクルマだということ。縦列、横列、直角、斜めのフィッシュボーン式など、あらゆるタイプの駐車スペースに対応し、狭い場所での駐車も容易だといいます。

 新しいパークパイロットアシストでは、車の周辺にある駐車可能なスポットを特定します。そして、新しい3Dユーザーインターフェイスで駐車したい場所をタップすれば、アクセルやブレーキ、ステアリングを操作してくれます。

 消費税込みの車両価格は559万円と、内燃エンジン搭載車両とほぼ同等の価格帯で購入できます。また補助金などを活用することで、実質400万円台で手に入れることが可能です。

Gallery 【画像】日本の街にピッタリのサイズ感!ボルボ新型「EX30」ってどんなクルマ? 写真で見る(30枚)
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