面接で腕時計は必要? スマートウォッチはあり? マナー講師に聞く身だしなみの考え方とは
●面接に最適なのはシンプルなアナログ時計
面接用に腕時計を用意するなら、どんな方にも違和感を与えないように一般的なアナログタイプを選ぶとよいようです。
面接時にふさわしい腕時計について、石黒氏は次のように話します。
「面接をはじめとするビジネスの場では、ベーシックな三針時計がよいでしょう。二針でもよいですが 時間管理が必要な時には秒針があると安心です。
ベルトはシルバーのステンレスやスチール、または黒や茶色などの革製がさまざまな場面になじみます。ゴールドのベルトはカジュアルな印象を与えることもあるので、注意が必要です。文字盤は白やシルバーのシンプルなものが見やすく、スーツにも合わせやすいです」

反対に、業界や職種によりますが、子どもっぽいキャラクターが描かれた時計や、派手なデザインのもの、スポーツ用時計は面接にはNGです。ラバーベルトもおしゃれ用やプライベート用としてカジュアルな印象を与えるのでそぐいません。
腕時計を選ぶ際、不安があれば店舗での購入をおすすめします。試着して検討できるうえ、迷った時のアドバイスやサイズ調整を店員に頼むことができます。
では、スマートウォッチを着用するのはどうでしょうか。
スマートウォッチの適性について、石黒氏は次のように語ります。
「業界や職種で見解が分かれそうですが、まだ避けたほうが無難です。理由は、通信機能やアプリなどが充実しているため、面接時には時計以外の機能は不要だという声もまだあるからです。スマートウォッチを利用するビジネスパーソンは増えているとはいえ、こうした声も認識しておくと良いでしょう」
どんな立場や年齢の面接官にも好印象を与えたい就職面接では、スマートウォッチは控えた方が無難かもしれません。
もし装着する場合は、面接の妨げにならないよう通知や音声認識機能をオフにし、音の出ない設定にしておくと安心です。
※ ※ ※
普段はスマホで時間を確認している人も、突然の筆記試験などに備えて腕時計を準備しておくとよいでしょう。腕時計を着用する際は、面接の場にふさわしいものを選ぶことが大切です。
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