高級列車のシートってどんな感じ? ワンランク上の乗車体験ができる「スペーシアX」と「サフィール踊り子」の魅力とは
●一度は乗ってみたい電車旅行の概念を変えた高級列車
旅行の移動手段に利用される電車ですが、近年では移動自体をひとつの目的にする高級列車が人気です。
とくに関東方面にある東武鉄道新型特急「スペーシアX」が人気で、一部の座席では予約が取りにくいほどの状況となっています。
スペーシアXは栃木県の観光名所である日光・鬼怒川と東京を結ぶ特急列車で、先進的な車両デザインは、栃木県の伝統工芸である鹿沼組子の「X」型の模様が取り入れられています。
そのなかでも最上級グレードの「コックピットスイート」では、最大7名までくつろげる面積が11平方メートルもあり、私鉄では最大の広さとなっています。
また、コックピットスイートのシートはゆったりとしたソファで、ホテルのラウンジのような贅沢な時間が過ごせます。

ほかにも最後尾に設置されたカフェラウンジでは、専用ブレンドのコーヒーや奥日光発のクラフトビールも人気です。
このような列車の旅をさらに思い出深いものにしてくれるスペーシアXを、どのような経緯でこの列車サービスを始めたのか、東武鉄道の広報担当者は次のように答えます。
「100系スペーシアの豪華な雰囲気だけでなく、乗った瞬間から五感で日光・鬼怒川の旅を感じられる車両を目指しました。ワンランク上の乗車体験や、個室やソファ席など6種類の座席をご用意しています」
さらに、ユーザーからの反響について前出の担当者は以下のように答えます。
「とくにコックピットスイートは満席に近い状態が継続しております。また、お客様からは『次は別のシートに乗って旅をしたい』『全てのシートを体験したい』というお声を沢山いただいており、リピーターが多いことも特徴の一つです」
このように普段の旅行をさらに思い出深いものにしてくれる高級列車は、スペーシアXだけではありません。
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