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実は危険も多い? 焚き火のありがたみが最高な「冬キャンプ」 クセになる楽しみ方と防寒への対策の仕方とは

●冬キャンプは魅力的で人気とはいえ“一酸化炭素中毒”などの危険性も

 キャンプといえば夏をイメージする人も多いですが、実は冬キャンプも近年人気を集めています。それでは、どのような楽しみ方があるのでしょうか。

 NCAJ日本キャンプ協会の担当者は、次のように話します。

 「スキーはもちろんのこと、雪遊びのキャンプイベントが多くなります。かんじきを履いて歩いてみたり、動物の足跡を見つけたり、かまくらや雪像づくりも子どもたちには人気です」

キャンプ場でのエンジンをかけっぱなしの車中泊はマナー違反。また積雪すると一酸化炭素中毒の危険も
キャンプ場でのエンジンをかけっぱなしの車中泊はマナー違反。また積雪すると一酸化炭素中毒の危険も

 大人であれば、雪の降る地域に出向いて、雪の文化を楽しむのもおすすめです。また冬キャンプの醍醐味として、「焚き火」は欠かせないでしょう。焚き火の前で暖かいストールにくるまりながら星空を見上げるのは、定番アクティビティといえます。

 食事面ではBBQだけでなく、冬ならではのシチューや鍋などの温かい食べ物も人気です。特に日の出を眺めながら暖かいコーヒーを飲むのは格別で、冷え切った体全体を暖めてくれる瞬間がクセになるという人も。

 しかし、冬キャンプは魅力がある一方、気候状況による危険も伴います。その危険性について前出の担当者は、次のように話します。

「冬キャンプのリスクとして一番考えられるのは、ストーブをつけっぱなしにすることでの“一酸化炭素中毒”です。他にも“雪焼け”や“雪目”といった症状も気を付けた方がよいですね」

 冬のキャンプ場は、昼間は寒くなくても、夜になると想像以上に冷え込みます。厚着や毛布にくるまるだけでは、寒さに耐えられない場合もあります。そのため、クルマに避難してエンジンをかけたまま寝る人も見られます。

 しかし、静まりきったキャンプ場でエンジンをかけて寝るのはマナー違反。他の来場者とのトラブルの原因になります。

 また、エンジンをかけたままの状態で降雪しマフラーを塞いでしまうと、車内に排気ガスが充満する可能性も。最悪の場合、一酸化炭素中毒で死亡してしまう危険があります。

●ソロで冬キャンプをする際はどのような対策をすればいいの?

 それでは防寒対策やクルマのスリップなど、冬キャンプの危険性に対して、どうすればいいのでしょうか。前出の担当者は、次のように話します。

「“雪目”はゴーグルサングラス、“雪焼け”は日焼け止めなどの準備をしておくとよいでしょう。一酸化中毒やストーブに関しては、テントといえども定期的に換気をするようにしましょう。

 また、服装やテントの防寒対策も忘れてはいけません。冬でも動き回ると汗をかき、体も冷えてしまいます。そのため服装は、こまめな衣類調節ができるものを選ぶとよいです」

テントも凍るため防寒対策は必須
テントも凍るため防寒対策は必須

 関東周辺でも山間部ではマイナス5度以下になることも冬場は珍しくありません。事前に予報を確かめ、その温度に対応した厚手のシュラフ(寝袋)をはじめ、底冷えを防ぐためのマット一式はもちろん、念のための暖房器具も用意しておきたいところ。

 またテント内の防寒対策では、雨風を防げるスカートつきのものや1人でも簡単に設営できるものを選びましょう。夏と冬キャンプでは装備が大きく違うため、必ず冬キャンプ用の装備を整える必要があります。

 そういう意味でも、キャンプ初心者や初めてのキャンプで「ソロキャンプ」を行うのはかなりの危険が伴うため、経験豊富な友人・知人と安全にキャンプを楽しみましょう。

 また、クルマで冬キャンプに出かける場合には、クルマ自体にも装備が必要です。

 多くのキャンプ場は街中から離れており、雪が降らない山でも路面が凍結し、立ち往生する可能性があります。スタッドレスタイヤに履き替えておくか、そうでない場合はチェーンを積んでおくといいでしょう。

※ ※ ※

 焚き火や暖かいご飯、雪の美しい景色などを堪能できる冬キャンプ。安全面にしっかりと考慮して、楽しい思い出を作ってください。

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