入札価格は驚異の5億円超え!? 1500馬力&最高時速420kmの“最速ハイパーカー” ブガッティ「シロンスポーツ」が米国オークションに登場
世界にわずか60台のハイパーカー! シロン・スポーツがオークションに登場!
ブガッティ「シロン・スポーツ」は、2018年から世界でわずか60台しか製造されていない稀少な一台です。
そんな2019年式のこのモデルが、オークションにて発見されました。

シロンは2016年にデビューし、全世界500台限定で製造しているハイパーカーです。名前の由来は、かつてブガッティで活躍したレーシング・ドライバーのルイ・シロンにちなんだものとなっています。
ブガッティはフォルクスワーゲングループの傘下に入ってから、ハイパーカーの製造を行っています。初代としては「ヴェイロン」が登場し、シロンはその後継にあたるモデルです。
搭載されるエンジンはクアッドターボチャージャー付き8.0リッターW型16気筒で、ヴェイロンに搭載されていたユニットをベースにしており、シロン用にアップデートされたものを使用しています。
このエンジンは、90度の角度で配置された2つのシリンダーバンクが単一のクランクシャフトを使用し、各バンクは15度のV型8気筒のエンジンが組み合わされたものです。
各バンクは、4つのバルブを操作するデュアルオーバーヘッドカムシャフトを備えた単一のシリンダーヘッドで覆われており、4つのターボチャージャーが2つのインタークーラーを通してツインインテークマニホールドに空気を押し込みます。
デュプレックス燃料噴射システムは32個のインジェクターを使用し、その結果、0-100km/hの加速は2.4秒、最高速度を261mphと驚きのパフォーマンスを発揮します。
そんなハイパーカーの象徴のようなエンジンを搭載するシロンですが、さらにパフォーマンスが追求されたシロン・スポーツが今回、オークションに出品されました。
通常のシロンと比べて、カーボンファイバーの使用量が増え、スプリングとアンチロールバーが硬化されたほか、クアッドエグジットの排気システム、ステアリング、トルクベクタリングシステムが見直された結果、約18kgの軽量化を図っています。
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