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【香水の選び方】男性用と女性用の違いはある? 大人らしい身だしなみのための香水マナー

●香水をつけるときのポイントは?キーワードは「ほのかに」つけること

 様々な種類がある香水ですが、使い慣れていないとつけすぎてしまってかえって相手に悪い印象を与えてしまうこともあるかもしれません。 

 では、実際に香水を選んでつける時、選び方の注意点やマナーなどはあるのでしょうか。

 これについて、吉岡氏は次のように話します。

 「香水の香りを選ぶ時は、基本は自分で匂いを嗅いで、気に入ったものをつければ良いと思います。

 しかし、場面によって香水を変えるのも大切です。例えば人を惹きつける華々しい香りは、それこそパーティーやファッション関係の人が集まる場所にはふさわしいと思います。しかし、普通の日常生活のシーンでは、こうした香りに逆に違和感を覚えることもあるかもしれません」

 場面ごとに香りを変えるのはやはり大切なようです。冠婚葬祭でいえば、結婚式などは華やかな場所なので、ローズやジャスミンといったフローラルノートやスパイスの効いた香りなどゴージャスなイメージのものが似合います。

 一方で、お葬式の場合はお香に近い香りをもつ白檀(びゃくだん)の香水を少しつけるくらいが良いとのことでした。

 また、ビジネスやプライベートの場面ではどのようなマナーがあるのでしょうか。吉岡氏は続けてこう話しています。

 「ビジネスの場合は、ほのかに全体が香る程度につけるのがちょうどよいと思います。すれ違った時に『この人なんかいい香りがするな』程度に。

 また、食事の時も同じです。ただ、日本食のレストランでは香水をつけることは歓迎されていません。香水の香りが料理の香りをかき消してしまうからです。そもそも、他の匂いをかき消すほど強い香りをつけていたら、周囲の人もあまりいい気分はしないでしょう」

 吉岡氏によると、「ほのかに」香りを漂わせるようにするのがポイントであるということでした。では、そのためにはどうやってつければ良いのでしょうか。

 そのコツは肌に直接スプレーすることです。女性の場合は、胸から下に、スカートを履く方は太ももの内側などに直接つけます。シャツを着ることが多い男性の場合は、肩やウエスト、足首などにつけます。このように、体の部分に面でつけることがポイントです。そしてその上から服を着ます。

 こうすることによって、時間が経つとともに自分の体温で香料が温められて、アルコールが蒸発します。アルコールの蒸発とともに、香料も蒸発し、なんとなくいい香りがただよい始めるようになっているのです。

 また、足首につけると、歩くたびに後ろに匂いがふわっと香るようになるのでいい感じになるとのこと。

 一方で、首の周りなど、相手の鼻に近いところにつけると香りの主張が激しくなるので、デートなど特別な日以外の日常の場面では控えた方がいいようです。

 香水には、特に規定のルールはありません。しかし、場面に合わせつつ、香水のつけ方を少し気づかうだけで、一気に上品な印象を与えることができます。
 
※ ※ ※

 香水の種類がメンズ、レディースと分けられているのは、かつての男女への固定のイメージが反映されていたからということがわかりました。しかし、男女問わず香りのトレンドも変わってきています。

 特に最近では国内の香水ブランドも増えており、香水自体への関心が高まっています。自分の好きな香りの香水をつけることで、普段の生活に少し華を添えることができるかもしれません。

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「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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