“どこへでも行き、生きて帰ってこられる”究極のキャンピングカーを欧州で発見! トヨタ「ランクル70」ベースのゴツいトラキャンがカッコいい
国内モデルにはないシングルキャビンのランクル70をベースにトラキャンに改造
今回オークションに登場した個体はオランダにあるもの。ランクル70の中でも「79型」という輸出仕様車となっています。

国内モデルにはないシングルキャビンのモデルで、その中のピックアップトラックのモデルをベースにキャンパー化したと考えられます。製造年は2021年と比較的新しく、走行距離はまだ8500kmと低走行車です。
エンジンは4.0リッターのV6ガソリンで、ギアは6速MT。これは2014年に登場した30周年記念車に採用されていたパッケージと同様のパワートレインです。
タイヤはBFグッドリッチのオフロードタイプが装着されています(285/75R16×4本+スペア1本)。
ベースの車体としてはそれ以外にウインチやシュノーケルを装備。シュノーケルの先からエンジンに吸気をするため、川を渡る際にもエンジンが壊れる心配がありません。
キャンプ用のキャビンには、内部には長いソファが左右に配置され、ベッドがわりにもなります。ソファの先にはコンロとシンクがあり、室内での料理が可能。
ポップアップのルーフをあげれば、さらに奥に空間ができてベッドルームとして活用が可能です。そしてルーフには、ソーラーパネル(150W×2枚)が装備されており発電と電源供給が可能になっています。の10リッターのボイラーを備えているため温水も作れるとのこと。バッテリーは200Ahのリチウムイオンを搭載しています。
屋外にはキャビンに備え付けのタープを展開でき、バーベキューなどに対応。シャワーも屋外に備え付けられています。
※ ※ ※
個体の価格は18万5000ユーロ(約3000万円)。高額ですが、ランクル70は非常にタフで長持ちするので、購入すれば末長く付き合えます。そう考えれば破格ではないかもしれません。
走破性は折り紙つきでウインチの装備、発電機能もあるためキャンプというよりも冒険の相棒となる一台となることは間違いありません。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
マザー・オブ・パールが詩情豊かに輝く――大人の夜を彩るブローバ「マリンスター」日本限定モデルの魅力とは【PR】