自転車を漕いで靴下作りを体験できる!? 日本一の“靴下の街” 奈良県広陵町にある画期的な工場とは
アイデアを紡ぎ、ワクワクを提供する靴下工場
奈良県広陵町は「靴下の町」と呼ばれており、町には20もの靴下製造業者が構えられています。
その中のひとつに、1927年に創立され、数多くのブランドを手掛けている「創喜」があります。

老舗工場として代々受け継がれてきた技術を活かし、質の高い天然素材で編み上げられた創喜の靴下はふかふかで優しい履き心地を堪能できます。
そんな創喜がとくに得意としているのは、ローゲージソックスです。
ゲージとは編み物の編み目の大きさを表す単位のことで、ローゲージソックスは太めの糸で編まれているため、編み目がざっくりとしてるのが特徴。
通常では、このローゲージソックスよりも編み目が細かいミドルゲージソックスのほうが製造しやすいため、流通している数も多くなっています。
しかし、ここであえて創喜はローゲージソックスに重きを置いています。
靴下は針数の違いによって、通気性が異なります。ハイゲージのものは編み目が細かく密閉されているため、通気性が悪くなってしまうそう。
夏になると薄手の素材のものを選びがちになりますが、実はローゲージの分厚い靴下の方が、編み目が荒いために通気性が良くなっているのです。
そのため、夏でも蒸れにくいのがローゲージソックスの魅力。さらに、厚みがあるために穴も開きにくく、冬場は暖かく履けます。
こうしたことから、ローゲージソックスは非常に使い勝手が良い靴下だといえます。
そんなローゲージソックスへのこだわりが創喜の特徴ですが、魅力はそれだけではありません。
創喜は、「日本一ワクワクする工場」を目指し、大人から子供まで楽しめる靴下の実験室「S.Labo」を設置しています。
このS.laboでは、くつ下の魅力をもっと知ってもらうために、「であう、まなぶ、あそぶ」の3つを通して楽しめる内容が用意されています。
まずは、ショップスペースを通して創喜で造られているすべての靴下に「であう」ことで、直接デザインや品質を手にとって確かめることができます。
さらに、靴下の作り方や歴史を「まなぶ」ために、工場見学や、穴の空いた靴下を補正する「ダーニング」体験などさまざまなワークショップが用意されています。
そしてとくに特徴的なのは「あそぶ」ことを通して靴下を自分でつくることができる「チャリックス」です。
これは自転車を漕ぎながら靴下をつくることができるという画期的なプロジェクトです。
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