祝い箸も“ジェンダーレス”に!? 長さも色も同じ「ふうふ箸」が話題! 1万円超えのワケとは?【匠の逸品#08】
性別を問わない新しいスタイルの「夫婦箸」
両親や上司、お世話になった人などへ贈る、結婚祝いの定番といえば夫婦箸(めおとばし)です。
幸せやご縁の“橋渡し”という縁起にちなんだギフトです。

たいていは、男性用の渋めの色で長い箸と、より華やかで華奢な、女性向けの箸がセットされています。夫婦である男性と女性の違いに配慮したギフトです。
しかし、そんな固定観念を覆すような、新しいかたちの夫婦箸が登場してきました。
お箸の専門店「箸蔵まつかん」では、フォルムの同じ箸をセットした「ふうふ箸」を販売しています。どちらも性別を表さない白色を基調とし、誰の手にもなじみやすいデザインが特徴です。
こうした発想は、夫婦のかたちがひとつではなくなっても同性婚カップルに贈るギフトがない、という気づきから生まれたものです。そのため、夫婦箸ではなく、どんなかたちのカップルに贈っても喜ばれる「ふうふ箸」なのです。
現在は、同性カップルを婚姻に相当する関係と認めるパートナーシップ制度を採用する自治体が増えていますが、実際に、多くの人が結婚祝いとして「ふうふ箸」を購入しています。
箸蔵まつかんは、福井県で箸を製造して100年の老舗メーカーです。「おはしと、くらし。」をテーマに、ライフスタイルに合わせた、使う人も作る人もわくわくする箸を提供しています。
そうしたなかで、「ふうふ箸」はとくにメッセージがこめられているようです。その誕生経緯について、箸蔵まつかんの担当者は次のように語ります。
「夫婦箸の多くは、長短のセットに、黒と赤。当社の夫婦箸とよばれるギフト商品も、多くが男女のふたりを表したお箸でした。愛の形は自由なのに、夫婦箸の形は同じものばかりでした。
そこで『ふうふ箸』は、同じ色・長さ・太さでありながら、誰の手にもなじみやすいデザインで、自分らしく生きる様々なカップルに贈りやすい箸ギフトにすることにこだわりました」
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