フォールディングバイクの完全体! 移動のクオリティを高める小さな英国製自転車「ブロンプトン」の魅力【Behind the Product #05】
●半世紀を経てもブレない不朽のマイクロモビリティ
たった10秒でコンパクトに折りたためる唯一無二のフォルムと、確かな走行性能を兼ね備える英国製ミニベロの「BROMPTON(ブロンプトン)」。
1975年製造の初号機以来、現在もイギリス国内でのハンドメイドにこだわり続け、年間におよそ4万台以上の車体を製造しています。
なぜそれほどまでに世界中のサイクリストを魅了するのか? その理由やモデルごとの選び方のコツなどについて、20年にわたりブロンプトンに関わり続けてきた達人に話を聞きました。

「16インチホイールをはくブロンプトン最大のアイデンティティは、折りたたんだ時の圧倒的なコンパクトさにあると考えています」と話すのは、千葉県浦安のサイクルプロショップ「believe(ビリーブ)」の代表・山越信幸さん。
約20年にわたりブロンプトンを日本のエンドユーザーに届けてきたマイスターに、その魅力や選び方について話をききました。
●折りたたみだけじゃないブロンプトンのイイところ
VAGUE:ブロンプトンと他のフォールディングバイクとの決定的な違いは?
山越さん:パーツを一つも外すことなく、慣れれば10秒程度で折りたたみが完了すること。高さ565mm、横幅585mm、奥行き270mmという小さな箱型に収まるだけでなく、トラブルを起こしやすいチェーンやギアが、前後輪に挟まれて露出しないことも特筆すべき点です。
VAGUE:“折りたたみ車はこうあってほしい”という、自転車乗りの願いをほぼ叶えていてスキがない。筆者も数年前からブロンプトンに乗っていますが、ミニベロとしては極めて高い走行性能に驚かされます。
山越さん:フルサイズのロードバイクと比べるわけにはいきませんが、長めのホイールベースに16インチという小さなホイールの組み合わせで、発進のひと漕ぎ目から素早く加速。市街地走行に向いた中低速域でのストレスが圧倒的に少ないんです。
VAGUE:道具として使い倒せる丈夫さも魅力ですよね。
山越さん:耐久性は旅先での安心感に直結するのでとても大切です。また、基本的な設計理念にブレがないのもポイント。最近1993年製造のブロンプトンをオーバーホールしましたが、簡単に手に入る現行パーツでリフレッシュすることができました。
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