高速料金が最大半額戻ってくる!? 約95%の人が使っているETC 高速道路を走る前に必ず登録しておくべき“無料”のサービスとは
最大50%相当が戻ってくる「ETC平日朝夕割引」はETCマイレージサービス登録が必須
貯まったポイントの還元額への交換には、「インターネットのマイページを利用」「自動音声ダイヤル」などの方法がありますが、もっとも便利なのが、インターネットのマイページで設定する「ポイント自動還元サービス」の利用です。

このサービスを利用すると、NEXCO等、本州四国連絡高速道路は、5000ポイントに達した段階で、愛知道路コンセッション、神戸市道路公社、広島高速道路公社、福岡北九州高速道路公社は1000ポイントに達した段階で、還元額に交換されます。
利用者は面倒な手続きから解放され、また“交換忘れ”による失効も防ぐことができるのです。
なおETCマイレージサービスに登録すると、もうひとつ、大きなメリットがあります。それは「ETC平日朝夕割引」の適用です。
ETC平日朝夕割引は、平日6〜9時、17〜20時の間に地方部の高速道路を利用すると、朝夕のそれぞれ最初の1回に限り、最大100km走行分まで、実質的な割引が受けられるという制度です。
割引はETCマイレージサービスの還元額として加算され、月内の走行5〜9回が通行料金の30%相当額、10回以上が50%相当額となっています。
高速道路を使いクルマ通勤している人のほか、この時間帯に地方部の高速道路を利用する機会の多い人にとって、ETCマイレージサービスへの登録は必須と言えるでしょう。
※ ※ ※
なお、ETCマイレージサービスの利用にあたっては、注意点もあります。
まず、複数のETCカードで貯まったポイントを合算することはできません。
そのため、家に複数のクルマがあり、かつ同時には使わない場合は、1枚のETCカードを“使い回す”ほうが、効率的にポイントを貯めることができます。
つぎに、クルマを持っていない人は、ETCマイレージサービスの利用が事実上不可能だということです。
ETCマイレージサービスへの登録にはETC車載器の管理番号が必要となるため、マイカーを持っていない人がETCカードをETCマイレージサービスに登録し、レンタカーなどでポイント加算することはできません。
最後に、ポイントの期限切れです。
ポイント自動還元サービスを使えば手間なくポイントを還元額に交換できますが、ポイントの有効期限までに交換単位に達しない場合、ポイントは期限切れで失効してしまいます。
ふだんあまり高速道路を使わない人は、年明けの1〜2月に年度末に期限切れするポイントがないか、忘れずに確認し、必要に応じて手動で還元額に交換しましょう。
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