「筋トレは投資!?」チョコザップで小さな積み重ねも! ライザップ社長と精神科医が語る「ストレス社会を生き抜く方法」とは
小さなことから始めよう! 自己投資で人生を豊かに
─それはある意味、小さいレベルからの自己改革ということかと思いますが、もう一つ、『自己投資』の大切さについてもお話しいただけたらと思います。自己投資をすることによって、自分的な幸せのビジョン、見え方がどう変わってくるのかという点について、伺えますか?

瀬戸「自分に対しても、『消費』と『投資』の二つがあるんですよね。『消費』はその場で消滅してしまうものですが、『投資』は『投資対効果』という言葉があるように、何かをすることでリターンを得ることだと思います。
例えば1500円で本を1冊買って読むと、その内容から得られる将来的なリターンは、間違いなく本の値段以上のものが生み出される。こんなおいしいことはないなって、いつも思っているんです。いろんな人々が人生を懸けて編み出したメソッドやノウハウを『虎の巻』みたいな形にして、1500円程度の安価で売ってくれるわけですからね」

田中「よく分かりますね。自己投資というのは結局のところ、『先に出しておく』ということなんですよ。何かを我慢して、それがストレスになって、ドカ食いにお金を使っちゃうと確かに『消費』そのもので、だったらその分を先に出しておいた方がいいんじゃないかと。
今、瀬戸社長が言われたように本を買って読むというのはまさにそれで、何か普段と違ったアクションを起こすということですよね。美術館に行ってアートに触れるとか、ちょっと奮発して勝負ネクタイを買うとかでもいいし。
ストレスフルな生活を送って調子を崩して、もしもその発散のためにどんどんお金を使わなきゃいけなくなるぐらいだったら、少しお金はかかっても、先にお金を出して自己投資しておくのが大事かなと思います」

瀬戸「僕も若い頃は『消費』ではなく『投資』にできるだけ回すということを意識していました。それが将来、自分の成長にもつながるなと思いながら。
僕がRIZAPで関わっている筋トレもそうですよ。勉強だって同じで、どちらも究極の自己投資ですよね。確かにやっている瞬間はキツいんですけど、キツいことがイコール不幸なことなのかっていう、捉え方の問題でもあって。
そうやって自分に種をまいてあげれば、将来の利回りという点では分かりやすく見えてくるものがあると思うんですよね」

─そういう点では、RIZAPが今、新しく展開している「chocoZAP(チョコザップ)」の事業も、まさに自己投資を促すものでもあり、そして「小さくてもできることから」の積み重ねにつながるものですよね。
その一方で、ネイルやカラオケなど、エンターテインメント的な要素を入り口にして、運動に結びつけていくという手法にもなっていると思います。本来は違う目的のものが一つになっていることで、精神面でもメリットがあるものなのでしょうか?

田中「先ほども『脳の違う部位を使う』という話が出ましたが、まさにそれに当たりますよね。ごく簡単に言うと、小学校や中学校でも、いろんな科目があるじゃないですか。
その中で、例えば算数・数学が得意で理系に進んで、理系の職業に進む人も出てきますが、だからといって彼が小学校からずっと算数の授業だけ受けていればもっとよかったのかというと、決してそういうわけではないですよね。
体育も美術も音楽も授業があって、そういういろんなことをやって成長していくわけで、大人になっても引き続きそれをやっていくというのもいいことですよね」
─よく分かります。

田中「ネイルやカラオケがきっかけでchocoZAPに行くようになって、じゃあちょっと運動してみようか、ということでもいいと思うんですよ。それも小さな変化、小さな自己実現につながりますから。
とにかく現代人、特に大人は運動が足りていないですから。子どもの頃って、夏はプールに行って泳いでましたよね。今は僕も全然行ってないですけど。
水着になるのが恥ずかしいということであれば、海辺に行ってはだしになって、ちょっと砂浜でパチャパチャやるだけでも全然違うと思うんですよ。太陽を浴びて水に触れて、子どもの頃を少し思い出してそういう感覚を取り戻すことって、すごく大事だと思います」
肉体と精神の融合! 新たな健康観を語る
─さて、お二人からは興味深いお話をたくさんいただきました。実際にお話しされてみて、いかがでしたか?
瀬戸「すごく刺激を受けました。僕も昔、カウンセラーになりたいと思っていたことがあったんですよ」
田中「そうなんですか!」

瀬戸「人の話を聞くのが大好きですし、お話しすることによってその相手が前向きになっていくとか、そういうところにはやりがいが感じられるなと思っていて。
実はそこがRIZAPにも少しつながってるんですけどね。今日、先生からは臨床的なところのご意見も伺えて、とても興味深かったです」
田中「私は、RIZAPではトレーナーさんが最後に言葉をプレゼントとして返しているというところが、すごくいいなと思いましたね。やっぱり、ただ鍛えて終わっているという感じではないんですね」
瀬戸「トレーニングが停滞期に入ってくると、一人でモチベーションを維持するのが大変なんですよ。ちょっとした変化を捉えて評価していかないと、それまで築き上げていたものがガタガタッと崩れてしまうので」
田中「体だけの問題じゃないということですね」
瀬戸「肉体と精神はつながっているということは、本当にこれからも、声を大にして言っていきたいですね。『健康』って、ただ臓器が正常に動いていること、みたいなイメージってあるじゃないですか。
要は世間で言う『健康』の定義が狭すぎると思うんですよ。だからこそ、もっともっとメンタル面にフォーカスしないと、『健康』やその周辺が間違った方向に行くような気がするんです」
田中「私もそこに関しては本当に思いますね」
──お二人のさらなるコラボの形も見えてきた気がしますね。本日はありがとうございました。
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