VAGUE(ヴァーグ)

「えっ、6ドアなのにオープンカーってなに!?」半世紀前の「特別なメルセデス」がオークションに登場 気になる予想価格とは

1974年製「メルセデス600プルマン・ランドーレット」とは

 2024年2月にフランス・パリで開催されるRMサザビーズのオークションに、カタログにはない特別なメルセデス・ベンツが出品される予定です。どんなクルマなのでしょうか。

オークションに出品される1974年製メルセデス・ベンツ「600 プルマン・ランドーレット」Alexander Babic(c)2024 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに出品される1974年製メルセデス・ベンツ「600 プルマン・ランドーレット」Alexander Babic(c)2024 Courtesy of RM Sotheby's

 今回、出品されるのは、半世紀前の1974年に制作されたメルセデス・ベンツ「600 6ドア Pullman Landaulet(プルマン・ランドーレット)」です。

 当時、世界の多くのエリート層はメルセデス・ベンツ600に乗っていましたが、トップチョイスはこのブルマン・ランドーレットでした。

 3900mmというロングホイールベースで作られたこの特注の国賓用モデルは、あまりに高級だったこともあり、実際にはメーカーのカタログに掲載されることはありませんでした。

 ブルマン・ランドーレットは、工場長が個人的に選んだメルセデス・ベンツの熟練した職人によって個別に手作りされ、最終的には26台が制作されたといいます。

 今回オークションに登場したモデルは、1974年初頭、革命闘争の最中だったポルトガル領ギニア (ギニアビサウ) 政府に新車の公式リムジンとして納入されました。中央のドアに外装ハンドルが装備されている点も注目されます。

 米国に渡った時期などは不明ですが、1991年にカリフォルニア州で登録されるまではアフリカにあったようです。その後2003年までカリフォルニアにあり、その後ドイツに運ばれました。

 2010年にドイツ在住のオーナーがこのクルマを購入し、2019年にメカニカルな修復がおこなわれています。その修理費用は最終的に28万ユーロ(日本円で約4570万円)を超えたといいます。

 半世紀前に納車されたときと同じボディカラーのるホワイト (050) に真っ赤な革張り、黒いランドーレットトップを配したこの「6ドア、ショートルーフ」のプルマン・ランドーレットは、メルセデス・ベンツの贅沢で高級な作品の中でも並外れて際立ったものとなっています。

 予想落札価格は130万ユーロ(約2億1225万円)から160万ユーロ(2億6120万円)となっています。

Gallery 【画像】これは貴重!超レアなメルセデス・ベンツの「リムジン」を写真で見る(24枚)
「2段あたため」レンジがすごすぎるっ!? 最新レンジを徹底紹介

VAGUEからのオススメ

浅草発マイクロブランドの真価――クロノス広田雅将×ウォッチディレクター渡辺雅己が語る「誠実な時計づくり」とは【PR】

浅草発マイクロブランドの真価――クロノス広田雅将×ウォッチディレクター渡辺雅己が語る「誠実な時計づくり」とは【PR】

RECOMMEND