落札予想は13億円!? ル・マン優勝を目標に開発された「ジャガー」がオークションに登場! 71年前に最高時速278キロを達成した伝説の“レーシングマシン”とは
1950年代のジャガーを代表する伝説のマシン
米国のブロードアローオークションズが2025年3月7日と8日に米国フロリダ州で開催する「アメリアオークション2025(コンクール・デレガンス)」に、1954年式ジャガー「DタイプOKV 2」を出品すると発表しました。

1954年に登場したジャガーDタイプOKV 2は、航空機技術を応用した軽量な設計と流線型のデザインが特徴で、スポーツカーの概念を変えた革新的なクルマです。このモデルは、特に1954年のフランスのサルト・サーキットで開催された「ル・マン24時間レース」で大きな注目を集めました。
当時スターリング・モス氏とピーター・ウォーカー氏がドライブし、“ミュルザンヌ・ストレート”では最高時速278kmという驚異的な速度を記録しました。最終的にはブレーキの問題でリタイアしましたが、Dタイプ OKV 2は1954年シーズンに国際レースに数回出場しました。
その歴史の中で複数のドライバーや所有者の手を渡りながら、数々のレースやイベントで活躍してきました。特に、「グッドウッドリバイバル」や「ル・マンクラシック」などの著名なイベントでも展示され、モータースポーツの歴史に刻まれる一台です。また、1970年代後半には「リンクス・エンジニアリング」によって修復され、元の姿を保ったまま維持されています。
この1954式ジャガーDタイプ OKV 2は、最低入札価格なしで、650万ドルから850万ドル(1ユーロ=約160円として、約10億4000万円から13億6000万円)くらいになるのではと予想されています。長年にわたりコレクターや愛好家に愛されてきたこの車は、その希少性と歴史的価値から、オークションの目玉として世界中の注目を集めること間違いありません。
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3月に開催されるアメリアオークションでは、他にも1959年式「フェラーリ250GT」や1975年式「ランチア・ストラトス」などの名車も出品予定です。クラシックカー愛好家にとって特別なイベントになることでしょう。
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