なぜ話題に!? 躍進を遂げる注目の国産時計ブランド「大塚ローテック」と日本有数の製造メーカーがコラボした理由とは
●元カーデザイナーが手掛ける新進気鋭の時計ブランド
あなたは「大塚ローテック」という名前をご存知だろうか。
昨年2024年に“時計界のアカデミー賞”と呼ばれるジュネーブ・ウォッチ・グランプリ(略称GPHG)で、3000スイスフラン以下(現在の為替レートで約51万円前後)でもっとも魅力的な時計に贈られる「チャレンジウォッチ賞」を受賞。
いま世界の時計好きの間でもっとも注目されている新進ブランドのひとつだ。

ブランドの創設者ですべての製品の設計・製造を行う片山次朗さんは、もともとはトヨタ系の自動車会社、関東自動車工業のカーデザイナー。
そして30歳のときにプロダクトデザイナーとして独立。2008年、小型旋盤を購入したことをきっかけに時計作りに挑戦。SNSでその挑戦を公開したところ、その時計作りが評判に。
そして2012年に「大塚ローテック」を設立して最初の製品「5号」を発売。以来、世界中の時計愛好家が注目する存在になった。
また2024年にはGPHGの受賞とともに最新モデル「7.5号」がドイツのデザイン賞「iFデザインアワード2024」を受賞。加えて厚生労働省から時計組立の分野で「現代の名工」にも選ばれている。
●GPHG受賞後、待望の新作モデル!
その片山次朗氏の「大塚ローテック」がこの1月15日、多彩な機械部品や電子部品を開発・製造する世界的な名門メーカー「ミネベアミツミ」の東京本部で新作ウォッチ「5号改」を発表した。
「5号改」は、片山氏が2012年に最初に販売した、記念すべき最初の製品である「5号」の改良新型ともいえるモデル。
その最大の特徴であり魅力は、時刻の「時」を、地球の衛星である「月」のように、文字盤を周回する数字文字盤を使って表示する「サテライト(衛星)アワー(時表示)機構」。
しかも、分表示の目盛りを文字盤の右側に集中させ、サテライトアワー機構の数字ディスクが針の指針を兼ねる構造にしてあるため、時刻の「時と分」が文字盤の右側を見るだけで読み取れる。

つまり、左手に時計を着けていれば、袖口からこの文字盤右側部分が表に出ていれば、それで時刻がわかる。
さらに秒は6時位置にあるディスク式のスモールセコンドに表示されるので文字盤の約半分プラスアルファが見えていれば、時・分・秒すべてが読み取れるデザインになっている。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
ブローバが腕時計の常識を曲げてから10年…「CURV(カーブ)」10周年モデルが証明した小径化による究極のフィット感とクリエイション【PR】