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進化を遂げたセイコー プロスペックス「マリンマスター」に海外ファンも熱視線!? 賛否をわけつつも注目を集め続ける理由とは

伝説的なダイバーズを現代の解釈で再定義したフラッグシップモデルの最進化形

 セイコーの長い歴史において、“金字塔”と称される技術や製品は数多ありますが、間違いなくそのひとつに数えられるのが1968年に誕生した高精度かつ堅牢な300m防水を備えたメカニカルダイバーズ。

 その誇りと伝統をデザインに継承しつつ、現代の時計製造における最高水準の技術を注いだフラッグシップとしてこの夏登場するのが、今回ご紹介する「マリンマスターダイバーズ 1968 ヘリテージ HBF001J/HBF002J」です。

 心臓部たるムーブメントには、優れた耐久性と日差+10秒~-5秒の高精度、それに72時間パワーリザーブを提供するキャリバー 8L45を採用。またブレスレットの中留め部分は新開発のワンプッシュダイバーアジャスター方式を採用、脱着がいっそう容易になったのに加えて、最大約16mmの範囲で8段階調整ができるように。

 これによりむくみなどによる潜水中の手元の違和感にも即座に対応できるなど、実用面においてきめ細かなアップデートが図られています。

 レギュラーモデルである「HBF001J」では現行モデル「SLA079」と同じく、伝統的なブラックカラーを採用、ざらりとした梨地調ダイヤルの凹凸がプロフェッショナルツールらしさを演出。

 また同時発売の「HBF002J」は、JAMSTECとのコラボレーションによる限定モデル。北極の氷海をゆく砕氷船の航路をイメージした型打ちダイヤルが、機能美の中に芸術的な奥行きを添えています。

1980年代から続くセイコーとJAMSTECのパートナーシップを体現する限定モデル。JAMSTECの砕氷船が海氷をかき分けて進むイメージをダイヤルで力強く表現している。
1980年代から続くセイコーとJAMSTECのパートナーシップを体現する限定モデル。JAMSTECの砕氷船が海氷をかき分けて進むイメージをダイヤルで力強く表現している。

「これはゲームチェンジャー」との喝采も! 海外愛好家が震えた細部へのこだわり

 日本国内でも愛好家の胸をときめかせている両モデルですが、ですが、果たして海外ではどのような評価を集めているでしょうか。

 まずは賞賛の声から。SNSやニュースサイトのコメント欄では「とうとうやってくれた」「MM(マリンマスター)300の偉大なアップデート!」「夢のような美しさ」など歓迎の声が異口同音に上がっています。

 特に中留めの新しい仕様に対しては「セイコーがマイクロアジャストバックルだと?AIに違いない…」「新ブレスレットとマイクロアジャスターは、まさにゲームチェンジャー」など驚きと喜びがあふれ、中には「僕は手持ちの『SLA079』を使い続けるよ。でもバックルはアップグレードするかも」との声も。

梨地が美しいブラックダイヤル。既存モデルよりもさらに深いブラックが視認性を底上げしている
梨地が美しいブラックダイヤル。既存モデルよりもさらに深いブラックが視認性を底上げしている

 また、思いのほかフォーカスされているのがカレンダー。現行モデルである「SLA079」では黒字に白抜き数字の日付表示を4時半位置に配置していますが、新モデルでは白地に黒の日付表示を3時位置にレイアウトされています。

 これに関しては好みの分かれるところで、「これまで見てきた中で最高の仕上がり」「日付表示を移動しただけでこんなによくなるなんて!」など支持する声の一方で、「以前のままでよかったのに」と残念がる人も。

 特に日付窓が移ったことで、3時の蓄光インデックスがチャプターリングにはみ出したことに対しては「クレイジー」「(「すべての時間マーカーに蓄光塗料を塗布しなければならない」というダイバーズウォッチの認証要件によるものだとは思うけど)この位置だけっていうのが変。例えば6・9・12時も同じ仕様にすれば目立たなくなったはずなのに」など、得心がいかない様子が見られました。

 他に目立ったのが従来モデルから引き継ぐスクリューバック仕様に対し、「もうモノブロック構造はやらないのかな」など裏蓋のないワンピース構造への回帰を望むコメントですが、どちらかといえばこれらはヴィンテージウォッチとして人気の高い「SBDX001」「SBDX017」への憧憬が願望を呼んでいるのかもしれません。

 ともあれ「新型ムーブメントは精度が-5/+10秒となり、ベゼルはセラミック製になり、新型クラスプまで搭載。

 MM300を手に入れようと決意してから何年も経つが、もう言い訳できない…!」「最終的に、スペック、ケースサイズ、そして外観が理想的なバランスで調和している」「ダイヤルのフォントも、ベゼルの数字フォントも違いますね」「このMM、だんだん気に入ってきた。オリジナルのように、将来クラシックになるのかな?」など、高評価がささやかれる新生マリンマスター。

 7月10日の発売日に向けて、歴史の新たな1ページをその腕に巻く準備を始めてみてはいかがでしょうか。

製品仕様
「セイコー プロスペックス マリンマスターダイバーズ 1968 ヘリテージ」
・品番:HBF001J(ブラック)、HBF002J(JAMSTEC限定)
・価格(消費税込):50万6000円(HBF001J)、55万円(HBF002J)
・ケースサイズ:42.6mm径・13.4mm厚
・ケース、ブレスレット:ステンレススチール(ダイヤシールド)
・ベゼル:セラミックス
・風防:デュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)
・ムーブメント:メカニカル キャリバー8L45(自動巻、手巻付)
・駆動時間:パワーリザーブ約72時間
・防水性能:空気潜水用防水(300m)
・限定数量(「HBF002J」のみ):世界限定1000本、うち国内250本
・発売予定:2026年7月10日

Gallery 【画像】超かっこいい!セイコー新ダイバーズを画像で見る(16枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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