朝のルーティンで得る癒し――「グランドセイコーの手巻き時計」から始まる“心地よい時間の過ごし方”とは【Time for Mindfulness #01】
沈思黙考し、時計と向き合う癒しの時
現代人は、とにかく忙しい。いや、忙しくしてきた。“タイパ”という言葉に証明されるように、倍速再生で動画を見たり、食事時間を圧縮したりして、とにかく時間の浪費を減らしてきた。
しかしそんな暮らしは、面白くはない。削って作ったはずの時間の余白は、他の動画視聴や仕事が入り込めば、もっと忙しくなるだけだ。
だからこそ、時間をどう使うか、楽しむかが大切になっている。そしてそれは、時を司る時計の選び方、楽しみ方に繋がってくる。
機械式時計のムーブメントには、腕の傾きでくるりと回転する錘(ローター)で動力ゼンマイを巻き上げる「自動巻き式」と、リューズを指で回して動力ゼンマイを巻き上げる「手巻き式」がある。
利便性でいえば、着用しているだけで自動的にゼンマイを巻き上げてくれる自動巻きの方が圧倒的に優れているが、いまなお古典的な手巻き式を愛する人も多い。その理由は、カリカリと巻き上げる“味わい”にある。
また、多くのパーツが誤差なく動くことで奏でるチクタクという音は、生き物の鼓動にも例えられる。そこに自分の指先で生命を吹き込む。そんな行為に“癒し”を感じるのだ。
本来、時計という工業製品は、時刻を知るという目的のために生まれた実用品である。そこに癒しや心地よさを感じるというのは不思議な感覚だが、手首の上でオーナーと一緒に時を刻み、思い出を重ねていく相棒のような距離感の近さが、そう感じさせるのだろう。

グランドセイコーの「Evolution 9 Collection 手巻メカニカルハイビート 36000 80 Hours SLGW003」は、高性能な時計でありながら、心に平安をもたらす時計だ。
毎時36000振動というハイビート設計で高い精度を実現し、38.6㎜というケースサイズは腕馴染みに優れ、ブリリアントハードチタン素材なので美しく輝くとともに、とても軽い。
ダイヤルには白樺の樹皮を精緻な型打模様で表現した装飾を施している。技術とデザインでグランドセイコーらしさを詰め込んだ上品なドレスウォッチだが、この時計のエモーショナルな魅力は「ゼンマイの巻き心地」にある。
手巻き式ムーブメントゆえに定期的にゼンマイを自分で巻き上げる必要があるが、エンジニアはゼンマイを巻く感触をしっかりと感じられるようにした。
結果として、巻き上げ時の心地よい感触と音によって、時計としっかり対話しているという感覚になれる。また、約80時間駆動というロングパワーリザーブも兼ね備えている。
またムーブメントの仕掛けも楽しい。搭載する自社製ムーブメントCal.9SA4は、巻き上げたゼンマイが逆回転しないようにかみ合わせる「コハゼ」というパーツの形を、時計を製造する「グランドセイコースタジオ 雫石」でもよくみられる鳥「セキレイ」の形にしている。
ゼンマイを巻き上げると、このパーツが餌を啄むように細かく動く、その愛らしさも癒しとなる。

ムーブメントのプレートには雫石川の流れを表現したストライプ模様が入り、パワーリザーブ表示やコハゼの動きを愛でながら、カリカリとゼンマイを巻き上げる……。
朝の忙しい時間の中であえて心を落ち着けて、時計にエネルギーを与える行為は、どこか儀式めいているが、そんな作業に没頭するひとときは、忙しい時間と切り離され、心を取り戻す時間となるだろう。
機械式時計は、自分自身を表現するアクセサリーであり、ステイタスツールでもある。しかし小さな作業で心を解放させる、マインドフルネスな力も持っている。
グランドセイコーの手巻きモデル「SLGW003」は、触れることで気持ちを整えてくれるのだ。
製品仕様
グランドセイコー
「Evolution 9 Collection 手巻メカニカルハイビート 36000 80 Hours SLGW003」
・品番:SLGW003
・価格(消費税込):152万9000円
・ケース:ブリリアントハードチタン
・ケースサイズ:38.6mm、厚さ9.95mm
・風防:ボックス型サファイアガラス
・ストラップ:クロコダイル
・防水性能:日常生活防水
・ムーブメント:自社製手巻きムーブメント(Cal.9SA4)
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