スーパーカー世代にはたまらない! 半世紀前の「カウンタック」が1億円超えで落札 初期型LP400の“ペリスコピオ”ってなに?
斬新なバックミラー コンセプトを採用したカウンタック
フランス・パリで行われたRMサザビーズのオークションに、1975年型のランボルギーニ・カウンタック LP400「ペリスコピオ」が出品されました。どんなクルマなのでしょうか。

「スーパーカー」と聞いて、多くの人が真っ先に思い浮かべるクルマは、やはりランボルギーニ・カウンタックなのではないでしょうか。
カウンタックには、1974年に登場した最初の「LP400」から1990年の最終モデル「25th アニバーサリー」まで、さまざまなモデルが存在しています。
最初の157台となった「LP400」は、370馬力を発生する4リッターV型12気筒エンジンを搭載し、最高速度は309km/hに達しました。
独特のスタイリングと前ヒンジで上方に開くシザードアだけでなく、斬新なバックミラーコンセプトを採用していたことでも知られています。
ルーフに小さなスロット(溝)を設けてバックミラー(ルームミラー)から見る後方視界を向上させており、これは「ペリスコピオ(イタリア語で潜望鏡の意味)」と呼ばれています。
ランボルギーニの国際登録簿によると、今回出展されたシャシナンバー「1120142」のカウンタック LP400は、1975年11月6日にドイツで最初のオーナーに販売される前に、イタリア ミラノの販売店に新車で納車されました。
ロッソ(赤)のボディカラーにネロ(黒)のインテリアのLP400は、米国フロリダ州に輸出され、その後スウェーデンに売却されました。
1989年5月にスウェーデンのヨーテボリに到着し、オーナーが2005年にストックホルムに移り住むまで、大切に保管されました。
ストックホルムで、このカウンタックはインテリアは萱草色(明るい黄みがかった橙色)の革に、ボディカラーはシルバーに変更されました。
その後、クラシックカーのスペシャリストに整備され、2024年4月にドイツのエッセンで開催されたFIVA コンクール デレガンスに出展されて、1971年から85年までの車両のクラスで2位に入賞しました。
その典型的なウエッジシェイプで、多くのファンを持つスーパーカーであるランボルギーニ・カウンタック。
中でも、このLP400「ペリスコピオ」は当時ベルトーネに在席していた伝説的なデザイナー、マルチェロ・ガンディーニのオリジナルデザインにもっとも近いモデルです。
この1975年型 ランボルギーニ・カウンタック LP400「ペリスコピオ」は、82万625ユーロ(1ユーロ=約156円として、約1億2800万円)で落札されました。
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