なぜ人は「マイル修行」に夢中になる!? JALの上級会員制度「JGC」で“5つ星”を取ると何が手に入る? その先にあるメリットとは
2024年4月に行われた衝撃的な制度改変
1年前の2024年4月、JGCを目指していた人にとって衝撃的な制度改変が行われました。

それが新制度「JAL Life Status」が誕生で、これに伴ってJGCの入会基準が従来の1年ごとのFOP(フライオンポイント)によるものから、生涯にわたって獲得したポイント数へと変更されたのです。
このポイントは、単に飛行機に乗った実績だけでなく、JALカードやJAL Payから住宅ローン、電力契約など、JALが提供する様々なサービスを対象とし、この利用に応じてポイントが積算される新制度です。
JALによれば、ポイントの対象範囲が広がったことで入会が目指しやすくなるとしていますが、JGC入会に必要なポイント数は1500ポイント。これで「Three Star」のステータスが得られ、ここで初めて入会資格が得られます。
その後は倍数のポイントを得ることでステータスは「Four Star」「Five Star」「Six Star」と上がっていくことになりました。
しかし、ポイントの積算は国内線の利用で5ポイント/回、国際線では5ポイント/1000マイルとなり、JALカードの利用にしても5ポイント/2000マイル、JAL Payでは1ポイント/500マイルにとどまります。そのため、これからJALを利用してJGCへ入会するハードルは事実上、大幅に高くなったのは間違いありません
一方で、JGCへ入りやすくなった人もいます。
それは以前よりJMBに加入しながら、年間の搭乗実績でJGCに入れるほどの基準に達していなかった人たちです。これはJAL Life Statusが過去の搭乗実績を含むすべてを対象としていることで可能になったもので、1998年からJMB会員になっていた私も、すでにJGCには入会できていたものの、この新たな制度により一足飛びに「Five Star」となることができました。
実はこれまでも、JGCには生涯マイルを積算する制度があり、2015年からはその実績に応じて専用のタグが付与されていました。
ただ、この時は「Five Star」以外に具体的な特典はなく、与えられたタグの色で実績が判別できるだけでした。そのため、私としては何とかFive Starに達したいと思ってはいましたが、やっかいだったのは当時が国際線と国内線で分けて積算されることでした。
Five Starを獲得するには、通算で国際線100万マイルあるいは国内線1250回搭乗のいずれかに届く必要があったからです。
唯一、マイル数を稼ぐのにプラスとなったのは、国際線のマイル積算が割引料金でも実距離で計算されたことです。
これがあったことで、なんとか私は国際線で通算50万マイルを達成し、「Three Star(3つ星)」の茶色タグまでを獲得することができました。その後、65万マイルまで達したものの、「100万マイルまでは遠いけれど頑張ろう」そう思っていた矢先、このJAL Life Statusが始まったのです。
しかも、嬉しいことに1998年以降、JMB会員となってからの国際線と国内線の総マイル数が合算して積算されることになりました。
これにより私は100万マイルに到達!めでたく長年の目標だったFive Starの資格が獲得できたというわけです。私と同じく、この制度改変でいきなりステータスが舞い込んできた人は少なくないはずです。
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