3億円超えは間違いなし!? 63年前の「元祖スーパーカー」がオークションに登場 レストアなしの“奇跡のオリジナル” 極上の「青いメルセデス」とは
合金製エンジンブロックとディスクブレーキを採用した最終モデル
イタリアのミラノで開催されるRMサザビーズのオークションに、1962年型のメルセデス・ベンツ「300SLロードスター」が出品されます。
どんなクルマなのでしょうか。

メルセデス・ベンツ300SLロードスター(以下、300SLロードスター)は、1954年に発表された名車、メルセデス・ベンツ 300SL「ガルウイング」のオープンモデルです。
300SLロードスターでもっとも人気が高いのは、最終モデルの209台です。
これには軽量化された合金製エンジンブロックと強力なディスクブレーキが採用され、初期モデルよりも優れたバランスと制動力を持つマシンに仕上がっています。
現在、このモデルを手に入れることは難しく、ましてや保存状態が良く適切なメンテナンスしか必要としない個体を見つけるのは、なおさら大変なことでしょう。
ここで紹介する300SLロードスターは、そんな幸運な1台なのです。
今回の出品車、シャシナンバーは「198.042.10.003148」、ボディカラーは特別なライトブルーです。
米国ニュージャージー州に在住の退役軍人であるロイ・L・シーガー氏が新車で購入しました。彼は新婚旅行中にこのクルマをシュトゥットガルトで受け取り、大陸をドライブして米国に持ち帰りました。
その後34年間、夫妻が所有していました。
1996年にシーガー氏が没後、現在の所有者が未亡人から譲り受けました。
その後この300SLロードスターは、レストアはされずに繊細なメインテナンスが施されていました。塗装も一部はオリジナルのままのようで、レザーインテリアもオリジナルのままで少し古びています。
取り外し可能なハードトップも取り付けられたままです。
調べてみると、このクルマの主要な機械部品は驚くほど無傷で、アクスルとステアリング ボックスだけが交換されていました。
ジャッキやオーナーズマニュアル、サービスガイド、ベッカー製ラジオの説明書も付属しています。
現存する300SLロードスターで、このクルマのような経歴を持つものはほとんどなく、ましてやこれほど素晴らしいオリジナリティを保っているものは稀でしょう。
今までの所有者は2人、しかも合金製エンジンブロックと強力なディスクブレーキを採用した人気の高い最終モデルです。
この1962年型 メルセデス・ベンツ 300SLロードスター、オークションでの落札価格は、180万ユーロ〜220万ユーロ(1ユーロ=約163円として、約2億9340万円〜約3億5860万円!)と予想されています。
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