イタ車? それともアメ車!? 半世紀前の「パンテーラ」が米国オークションに登場 “サーキットの狼”世代には懐かしい デ・トマソのスーパーカーとは
最新の5リッターV8に換装
インテリアは黒布張りRecaroバケットシートを中心に、ビニールで統一したダッシュとコンソールがカラーコーディネートされています。

MOMOコンペティションステアリングの奥にはSpeedhut製200mphスピードメーターと1万rpmタコメーター、中央にはデジタルダッシュを配置し、補助計器が水温や油圧を監視します。
Infinitybox配線とDakota Digital制御のヴィンテージエアで快適性を高め、ケンウッド製ヘッドユニットはリアビューカメラとドア内スピーカーに接続。
パワーウィンドウやワイヤレスフォブ付きセキュリティ、3点式シートベルトも備わり、完成後の走行距離は2600マイル(4184km)にとどまります。
心臓部は2019年に換装された第1世代5リッターのコヨーテV8です。
アフターマーケットピストンとコンロッド、強化カムシャフト、Haltechエンジンマネジメント、カスタムステンレスエキゾーストが組み合わされ、サテンブラックで整えたエンジンベイにはアルミラジエーターとデュアル電動ファンを追加。
動力はZF製5速マニュアルトランスアクスルとCVアクスルを介して後輪へ伝達され、トランスアクスルオイルは2024年3月、エンジンオイルは2025年1月に交換済みです。
落札額は14万4000ドル、日本円で約2070万円となりました。純正度を重視する同世代の車両より高値ながら、フレームオフ修復と近代化改装、低走行距離、そしてビルド工程の詳細記録と動画が信頼性を高め、評価を押し上げたと考えられます。
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半世紀前に伊米融合の象徴として誕生したパンテーラが、最新の5リッターV8と現代電装によって再び路上へ舞い戻りました。
往年のモノコックと新世代パワートレインが溶け合った鮮青のボディは、落札額に見合う価値を示し、旧車と現行車の境界を超える魅力を放っています。
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