「FireTV」搭載で番組と動画サービスをシームレスに視聴! 最新「4K有機ELテレビ」は映像も音もデザインも格上「近未来を先回りしたフラッグシップ機」の実力とは
映像が変われば暮らしも変わる!?
「テレビなんて、もう進化しないでしょ?」なんて声をときどき耳にします。実際、これを書いている自分もそう思ってました。でも、パナソニックの最新モデルを視聴した際、ハッと気づかされました。「テレビにはまだまだ進化の余地が残っていたんだな」と。

2025年6月にパナソニックが発売した「Z95B」シリーズ(65V型と55Vの2サイズ。ともにオープン価格)は、同社が展開する「4K有機ELビエラ」の最新フラッグシップモデルです。
新開発の“プライマリーRGBタンデム”パネルを軸に、映像、音声、使い勝手、そしてUI(ユーザーインターフェイス)のすべてが刷新されており、まるで近未来を先回りしたかのようなテレビとなっています。
クルマで例えるなら、最新かつ最上級の電動モデルといったところ。持てる技術のすべてが注ぎ込まれ、細部にまでこだわり抜かれたモデルであり、テレビを通じての「体験」と「所有価値」を見事に融合しています。
そんな「Z95B」シリーズ最大のポイント、それは新世代有機ELパネル「プライマリーRGBタンデム」です。
有機ELテレビはこれまでも「黒の表現力」や「コントラスト」といった領域で強みを発揮してきましたが、輝度においては液晶テレビに軍配が上がる場合もありました。
その点、“プライマリーRGBタンデム”パネルが、RGBの各色を独立した4層構造にすることで、有機ELが課題にしていた「明るさ」に加え、「色の鮮やかさ」も同時に進化させることに成功しています。
その結果、HDRコンテンツでケタ違いのダイナミックレンジを実現。明るい部分は圧倒的に抜けがよく、暗部のトーンはしっとりとなめらかに表現します。
例えば、映画の劇中にある夜のシーンなどでは、光が反射した部分の微妙なグラデーションや、映り込む光などもリアルに再現され、映像を見ているだけなのにまるでその場にいるかのような“体験している感覚”に陥ります。
「Z95B」シリーズにおけるもうひとつの美点は、巧みな色彩表現です。色を鮮やかに表現するだけでなく、画面の色から“空気感”や“温度”を感じ取れる印象です。
木々の緑の深さ、人の肌の質感、沈み行く夕日のグラデーションなど、従来モデルとは次元の異なる美しさで表現されることに驚きました。それはまるで、映像の方がリアルの世界の雰囲気を超えているかのようで、スペックの向上だけでは語れない、感性に響く価値だと感じました。
そして、画質がよければ、当然、音にも期待したくなるところ。「Z95B」シリーズはその期待にも応えてくれます。
内蔵された独自のスピーカーシステムは、厚みある低音と定位の正確さが際立っています。特にセリフの明瞭度は良好で、映画などのコンテンツでは、俳優の声が画面の方向からしっかりと聞こえてきます。
また、ドルビーアトモスを始めとする最新のオーディオ規格にも対応。立体音響によって天井から音が降り注ぐかのような感覚を味わえます。それはまさに映画館のようなクオリティ。自宅にいながら劇場にいるかのような没入体験を味わえます。
●「FireTV」搭載で使う満足度を得られるUIへと進化
「Z95B」にもたらされた変革は、ハードウェアだけにとどまりません。ソフトウェア、UIやUXも大きく進化しています。
パナソニック製テレビの上級モデルは、従来からAmazonの「Fire TV」がテレビ本体に内蔵されていますが、これにより「外付けスティックでFireTVを使う」のではなく、テレビそのものを「FireTV」として利用できるのです。
その差は歴然。最新の「Z95B」シリーズでも、地上波などのテレビ番組だけでなく、ホーム画面に各種動画配信サービスを一覧表示することができ、視聴中のコンテンツの続きやおすすめコンテンツにも即座にアクセスできます。
また、インターネットに接続すれば音声認識機能を利用できるので、各種操作は音声リモコンに話しかけるだけでOK。観たい映画や番組を検索し、再生までシームレスで操作できます。こうしたUIの操作感は実に軽快で、各種コンテンツの視聴を直感的に楽しめます。情報とエンタメがボーダレスでつながる様子は、従来型テレビの枠を超えていると感じました。
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