ガルフカラーがまぶしい! 限定343台の「フォードGT ヘリテージ・エディション」が米国オークションに登場 その希少性と価値とは
レースの記憶を現代に宿す「ヘリテージ・エディション」とは
米国ブロードアローオークションズは、2025年8月13日と14日に米国カリフォルニア州で開催される「モントレージェットセンター2025」において、2006年式「フォードGTヘリテージ・エディション」を出品すると発表しました。

2005年に登場した初代「フォードGT」は、1960年代のル・マンでフェラーリに打ち勝った伝説のマシン「GT40」へのオマージュとして誕生した現代版スーパーカーです。2002年の北米国際オートショーで発表されたコンセプトモデルをベースに、「The Pace Car for an Entire Company(フォード全体のペースカー)」というスローガンのもとで市販化されました。
デザインはカミロ・パルド氏によって手がけられ、レトロとモダンを融合させたスタイリングを実現。ボディはアルミ製で、5.4リッターV型8気筒スーパーチャージャー付きエンジンを搭載し、最高出力は550馬力を発揮。6速MTを組み合わせ、0-60mph(約96km/h)加速はわずか3.3秒、最高速度は330km/hに達するという圧倒的なパフォーマンスを誇ります。
その最終モデルとなった2006年には、特別仕様車「ヘリテージ・エディション」が追加されました。伝説のガルフカラー(ヘリテージブルー×エピックオレンジ)をまとい、1968年と1969年のル・マンで連覇を果たした「GT40」の栄光を称えて、343台のみが生産されました。
今回出品される一台はそのうちの一台で、2006年3月8日にカナダ市場向けに完成。ブレーキキャリパーはガンメタリックに塗装され、軽量鍛造BBSホイールを装備した3オプション仕様とされています。
カナダ仕様のため高級オーディオ「マッキントッシュ」は装備されていないものの、走行距離はわずか6200マイル(約9980km)以下。新車時から2025年春までワンオーナーで所有されていたことが確認されており、2025年6月には整備も実施済み。ヒストリーも明確で、コレクターズアイテムとして極めて優れた条件を備えた一台といえるでしょう。
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オークションでの落札予想価格は67万5000ドルから75万ドル(日本円で約9941万円から1億1045万円)に設定されています。
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