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ススキ野原が黄金色に輝く秋の阿蘇へ!特別な特急「豊肥本線かわせみ やませみ」限定運行 ネットでの反響は

特別なデザインとストーリーをもつ観光列車、阿蘇に限定運行

 JR九州は2025年8月29日、秋の行楽シーズンに合わせて臨時特急「豊肥本線 かわせみ やませみ」を運行すると発表しました。

 期間は10月11日から13日までの3連休と、11月1日、3日、22日、24日の合計7日間で、熊本駅と宮地駅の間を1日1往復する形となっています。

JR九州の観光列車「かわせみ やませみ」の車内
JR九州の観光列車「かわせみ やませみ」の車内

 今回使用される「かわせみ やませみ」は、JR九州が展開する観光列車「D&S列車」のひとつです。

「D&S」とは「デザイン&ストーリー」の略で、列車ごとに地域に根ざした物語性と意匠を持たせている点が特徴となっています。

 通常は人吉方面で運行されてきた車両が、今回は阿蘇を舞台に走行することになります。

 この車両は2両編成で、1号車は「かわせみ」、2号車は「やませみ」と名付けられています。

 外観は球磨川の翡翠色をイメージし、「かわせみ」は青、「やませみ」は緑を基調としたデザインが施されています。

 この名称の由来は、球磨川流域に生息する小鳥「かわせみ」と「やませみ」で、車両デザインの随所にそのモチーフが取り入れられています。

 そして内装には地域の自然素材がふんだんに使用されており、人吉球磨産のヒノキや杉、八代産のい草を取り入れた設計です。木材の質感や香りを生かし、自然を感じさせる空間が演出されています。

JR九州の観光列車「かわせみ やませみ」
JR九州の観光列車「かわせみ やませみ」

 さらに、座席も多様で、1号車「かわせみ」には青色のリクライニングシートを中心に、カウンター席やグループ向けのソファー席などが配置されています。

 一方、2号車「やませみ」では、緑色のリクライニングシートを基本に、子ども連れが使いやすい「やませみベンチシート」や、4人で利用すると個室感が生まれるソファー席、夫婦や2人旅に適したテーブル席など、利用者の幅広いニーズに応じた座席が設けられています。

 また、いずれの車両にも大型荷物の収納スペースがあり、観光列車としての利便性が考慮されています。

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