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懐かしの名シーンがよみがえる!? 『頭文字D』の聖地・榛名湖で味わう秋の紅葉と温泉街をめぐる絶景ドライブ

漫画の聖地として有名な榛名湖

 そんな榛名湖は、日本国内だけでなく海外でも人気を持つ峠漫画の舞台となった場所で、主人公の生まれ故郷のモデルとされています。

榛名山から関東平野を望む
榛名山から関東平野を望む

 榛名湖周辺には古い時代の日本の景色を思わせる風景が残り、作中に描かれた光景と重なる場面もあります。

 たとえば、作中で主人公がレースを始めるスタート地点は「ヤセオネ峠」というところで、ここの駐車場は作中そのままの景色が残っており、駐車場も広いため気軽に訪れやすい場所です。

 また、湖畔の道を走ると秋の空気と木々の色づきが感じられ、クルマを停めて湖面を見渡すと自然に包まれるような時間を過ごせます。

 そして、湖畔を抜けて伊香保温泉方面へ向かうと、その先には急勾配と連続するカーブがあり、物語を思い出させる場所となっています。

 さらに、峠道を降りた先には温泉街が広がり、日帰り入浴が可能な施設や旅館も数多く並びます。

 ここには作中のキャラクターも訪れた描写があり、作中の聖地としても人気のスポットです。

 秋は外気温が穏やかであるため、ドライビングで疲れた体を温泉で休めるには適した時期といえるでしょう。

 さらに、道中には作品に登場したキャラクターをモチーフにした飲食店もあり、観光客の関心を集めています。

 この店では各キャラクターをイメージした料理が有名で、とくに原作のとうふ店をイメージした豆腐プリンが一番人気で、食べ終わった後に特別なイラストが施された容器を洗ってもらい、そのまま持って帰ることも可能です。

 店内はほかでは見かけないさまざまな作中のグッズが売られており、ファンは作中の世界をより身近に感じることができるでしょう。

 駐車場には作中の車に似せたカスタム車両も並べられており、現代にいながら古い時代の名残を感じることが可能です。

 このように、紅葉を楽しむだけでなく、作品の世界と重ね合わせながら過ごすことができる点が特徴です。

 くわえて、榛名山の麓にある渋川市では、聖地巡礼に訪れる人を迎える取り組みも見られます。

 代表的なものに、登場人物がデザインされたマンホールの設置があり、街歩きの際に視線を落とすと目に入り、作品と現実を結びつける要素として観光の一部となっています。

 全部で7箇所あり、渋川市の至る所に設置されていて、それぞれ違ったイラストが書かれているところに注目です。

 さらに、渋川駅前プラザでは、時間限定でマンホールカードを配布しており、いずれかのイラストがランダムでもらえるため、旅の記念として思い出を形に残すこともできます。

 このように、榛名湖から伊香保温泉街にかけての一帯は、紅葉、温泉、そして漫画の舞台という要素が重なり、秋の訪問地として多様な楽しみ方が可能です。

 また、紅葉シーズンの榛名湖は、物語の世界に触れながら、秋ならではの景色や気候を感じられる特徴があります。

 訪れる人にとっては、走行と観光の両方を体験できる場所といえるでしょう。

※ ※ ※

 榛名湖とその周辺は、紅葉の景色と作品の舞台を重ねて楽しめる場所です。

 湖畔の自然、峠の道、そして温泉街を組み合わせることで、この地ならではの時間を過ごせることでしょう。

Gallery 【画像】あの峠漫画の舞台「榛名湖」へ! 秋色に染まる絶景を写真で見る(12枚)

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