「迷惑!」と思われる前に… 満員電車でのスーツケース持ち込みはアリ?ナシ? ネットで呟かれる賛否の声とは
混雑時のスーツケース持ち込みに戸惑う利用者たち
休日や行楽シーズンなど、観光客でにぎわう時期は、駅構内や車内でスーツケースを持つ人の姿が目立ちます。

旅行や帰省といったやむを得ない事情で大きな荷物を運ぶ人も多い一方で、混雑する時間帯では、大きな荷物はトラブルの原因になることもあります。
JR東日本では、乗客向けの案内として「荷物棚に収まらない大きさのお手荷物は荷物置場または通行の妨げにならない場所に置いてください」、「通行や乗り降りの妨げになる通路、デッキ、乗降ドア前などに置くことはおやめください」と呼びかけています。
こうした案内は一見すると当然の内容に思えますが、実際の車内環境では守るのが難しい場面も少なくありません。
とくに、通勤ラッシュの時間帯にスーツケースを持ち込むケースでは、周囲の乗客が迷惑と感じることが多いようです。
SNS上には、「足が轢かれて痛かった」、「ほぼ満員の電車でキャリーに座るのはさすがにマナー違反では」、「時間帯をずらしたり、コインロッカーを使ってほしい」といった声が投稿されていました。
一方で、スーツケースを持つ側の乗客からも、苦しい事情が語られています。
「満員電車を避けたかったが、どうしても時間をずらせなかった」、「引きずらないと持ち運べない重さのスーツケースを網棚に乗せるのは難しい」といった意見があり、利用者の立場によって感じ方が異なるのが実情です。
これらの声からは、スーツケースを「持ち込む側」と「乗り合わせる側」の双方が、それぞれの事情を抱えている様子がうかがえます。
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