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「時計っておもしろいかも…」機械式時計のメカニズムを現代アートで体感! セイコーウオッチ「からくりの森 2025」が11月5日より開催

機械式腕時計のメカニズムをアートとして可視化する展示会

 常日頃から私たちの日常生活を支えてくれる腕時計。しかし、小さなケースの中で営まれるムーブメントの精緻な動きや、規則正しく刻まれる音に焦点を当てる機会はそう多くありません。

 機械式時計が持つ本質的な価値と技術の可能性を、もっと身近に感じてほしいーーそんな願いから生まれたのが、セイコーウオッチが2022年より毎年この季節に開催している「からくりの森」です。

セイコーウオッチ『時の軌跡/Traces of Time』。ムーブメントが櫛状のアームを動かし、砂の上に同心円状の模様を描きだす。刻まれては消える砂紋が流れる時間を可視化する
セイコーウオッチ『時の軌跡/Traces of Time』。ムーブメントが櫛状のアームを動かし、砂の上に同心円状の模様を描きだす。刻まれては消える砂紋が流れる時間を可視化する

 機械式時計の精巧なメカニズムをアートとして可視化し、体感してもらうことを目的とした、インスタレーションを中心とした展覧会です。

 開催ごとに深化を遂げながら、機械式時計の持つ奥深さと新たな表現の可能性を示し続けています。

 原宿・Seiko Seedのオープンに合わせてスタートしたこの展覧会も、回を重ねて今回が4回め。

 今年は、原宿から青山のLIGHT BOX STUDIOに舞台を移して開催。機械式腕時計の動きと音からインスピレーションを得た、新たな作品群が展示されます。

“時間”に着想を得た水中アートや時計の動作音をミックスした楽曲が登場

 クリエーターとして昨年に続きアーティストの小松 宏誠(こまつ こうせい)氏、エンジニアリングデザイン集団のSpline Design Hub(スプライン・デザイン・ハブ)、セイコーウオッチのデザインチームが参加するほか、今年は新たにデザイナーの三好 賢聖(みよし けんしょう)氏が登場。

 それぞれの視点で解釈した機械式時計の魅力を独創的な世界観で表現します。

小松 宏誠+三好 賢聖『プワンツ/PUWANTS』。気泡の動きに合わせて水中を透明な植物が揺れ動くアートシリーズ。本展では時間・腕時計から着想を得た新作が登場。photo by Takahiro Tsushima
小松 宏誠+三好 賢聖『プワンツ/PUWANTS』。気泡の動きに合わせて水中を透明な植物が揺れ動くアートシリーズ。本展では時間・腕時計から着想を得た新作が登場。photo by Takahiro Tsushima

 注目作のひとつが小松氏と三好氏の共同制作による『プワンツ』。

 これは水中にこぼれ出す気泡の浮力によってゆったりと動くアートワークで、本展では“時間”や“腕時計”からインスピレーションを得た新作をリメイク作品とともに披露。

 水中でゆらゆらと浮き沈みを繰り返す様子は、規則的ながらもどこか有機的なリズムを感じさせる機械式時計の動きを連想させます。

 また、Spline Design Hubによる「螺旋の律動」は、機械式時計の動力ぜんまいやひげぜんまいから着想を得た作品。

 複数のアームに支えられた長くしなやかなステンレス板の螺旋構造が、互いに干渉し合いながら刻一刻と新たな秩序を生み出し、目に見えない時間の輪郭を静かに描き出します。

 さらに、三好賢聖氏による《時のムーブメント》では、セイコーウオッチのムーブメントが刻む微かな機械音を組み合わせた、3つの楽章からなる音楽作品を実演。普段は時計の内部に閉じ込められているテンプのチクタク音や回転錘の回転音にそっと耳を澄ます、貴重な体験を提供します。

 ムーブメントが発する小さな鼓動から、時間の流れ、出逢い、人生といった大きなテーマを感じ取ることのできる、示唆に富んだユニークな展覧会です。クリエイターの自由な発想が交差する空間で、時計の奥深い魅力を体感してみては。

開催概要
「からくりの森 2025」
・会期:2025年11月5日(水)~11月18日(火)
※11月9日まで10:00~20:00、11月10日以降は11:00~20:00。入場は19:45まで。会期中無休
・会場:LIGHT BOX STUDIO 東京都港区南青山5‑16-7
・入場料:無料

Gallery 【画像】心に響くアート作品をいち早く画像で見る(11枚)
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