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走行距離336キロの極上個体! 31年前のジャガー「XJ220」がオークションに登場 ネットに集まる熱い思いと気になる落札価格とは

時速349.4キロを達成した当時の世界最速スーパーカー

 1994年式ジャガー「XJ220」が、2025年11月にスイス・チューリッヒで開催されたブロードアローオークションに出品され、落札されました。

 この車両に対して、ネットではさまざまな反響が飛び交っています。

ブロードアローオークションに出品された1994年式ジャガー「XJ220」。走行距離わずか336km
ブロードアローオークションに出品された1994年式ジャガー「XJ220」。走行距離わずか336km

 1980年代後半、自動車業界では「時速200マイル(約320km/h)」を超えることを目指したスーパーカー開発競争が激しさを増していました。

 その中で、レーシングシーンで存在感を示していたジャガーは、公道でも同じ情熱を体現するモデルを生み出そうと動き出します。1988年のル・マン24時間レースで総合優勝を獲得した同社は、その技術力を結晶させたスーパーカーづくりに挑みました。その結果誕生したのが、最高速354km/h(220マイル)を目標としたXJ220です。

 車名の“220”は目標とした速度を表すだけでなく、約40年前に最高速120マイル(193km/h)を記録した名車“XK120”への敬意も込められていました。

 当初は220台の限定販売とされていましたが、発表直後から注文が殺到したため、最終的に350台の生産計画が示されました。しかし、世界経済の後退の影響により、実際に生産されたのは281台でした。

 今回取り上げる車両は、その希少な生産台数の中でも90番目に製造された個体で、1994年1月14日にフランスで初めて登録されたものです。

 その後スウェーデンへと渡り、2016年5月9日に現地で登録。それ以来ほとんど走行されておらず、カタログ掲載時点での走行距離はわずか336kmという驚くべき数字を示しています。

 新車時から丁寧に保管され、定期的なメンテナンスも欠かさず受けてきたことで、現在も非常に良好なコンディションを維持。極めて低い走行距離と美しい外観、そしてXJ220ならではの流麗なフォルムと圧巻のパフォーマンス。加えて、レースフィールドで培ったジャガーの血統が、この個体をさらに特別な存在へと引き立てています。

 この1994年式ジャガーXJ220、最終的な落札価格は44万5000スイスフラン(日本円で約8688万円)でした。

※ ※ ※

 そんな1994年式のジャガー「XJ220」について、ネット上ではさまざまな反響が見て取れます。

「好きなスーパーカーでしたね。今見ても超カッコいい」、「キレイな外観とはうってかわってガロガロゲロゲロ勇ましい、いかにも力がありそうな音が最高でした」、「かなり以前に日本で見たが、今見ても断トツの美しさだ」、「一度は乗ってみたいクルマです」といったポジティブな意見が多くあり、沢山の人が興味を持っているようです。

Gallery 【画像】超美しい! 極上のジャガー「XJ220」を写真で見る(31枚)
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