2025年冬版オメガ×スウォッチ「ムーンスウォッチ」の基礎知識――購入しやすいシリーズは? “知っておくべき”ルールも
お手ごろ価格&42mmというケースサイズが最大の特徴
オメガの「スピードマスター」は、NASAによる人類初の月への有人飛行である「アポロ計画」において、月面着陸を成し遂げたアストロノートが着用したことから“ムーンウォッチ”という称号を得た機械式クロノグラフです。
現在も「ムーンウォッチ プロフェッショナル」としてコレクションに君臨し、そのケースバックには「THE FIRST WATCH WORN ON THE MOON」と刻印され、「月で着用された最初の時計」であることを誇りますが、プライスはいずれも100万円を超えます。
そんな伝説的名機とコラボした「ムーンスウォッチ」を端的に表現するならば、スウォッチが「スピードマスター」をバイオセラミック素材で再構築したクォーツムーブメントウォッチ”という立ち位置のタイムピースと言えます。
現在、ムーンスウォッチには数多くのバリエーションが存在しますが、スピードマスターの歴史に敬意を表するかのように、「左右非対称デザインの42mm」のみのワンサイズを採用しているのがデザイン上の最大の特徴です。

ベーシックな「惑星」を選ぶか、それとも高機能な「フェイズ」か
すでに様々なモデルが登場しているムーンスウォッチですが、現状購入しやすいモデルにはざっくり分けて2つのバリエーションが存在します。
一つは2022年のデビュー当時からラインアップされるグループで、太陽系の天体をモチーフにしていることから通称「惑星シリーズ」と呼ばれる11のモデルです。
機能はすべて共通のクロノグラフで、異なるのは、それぞれ太陽や地球、月などテーマとする太陽系の恒星や惑星、衛星をイメージしたカラーが採用されている点です。
例えば太陽がモチーフの「Mission to the Sun」は明るいゴールドのサンレイ仕上げが施され、「Mission to Neptune(海王星)」は深海のようなディープブルー、「Mission on Earth(地球)」は水と木々を思わせるブルー&グリーンで仕上げられます。
もう一つは、2024年以降に追加された、高機能モデルの「フェイズシリーズ」です。
ケースの形状や直径はベーシックな「惑星シリーズ」と同じですが、「Mission to Earthphase」では2時位置のムーンフェイズに加え、10時位置には月から見た地球の満ち欠けまでをも表示しています。
また、「Mission to the Moonphase」では、アメリカのマンガ「ピーナッツ」の人気キャラ「スヌーピー」が登場していますが、これは、アポロ宇宙船に搭載された月着陸船の正式コールサイン「スヌーピー」にちなんだものになっています。

ネットでは買えない「出会い」を楽しむタイムピース
肝心なムーンスウォッチの入手方法ですが、日本ではオフィシャルのオンラインストアでは取り扱いがないため、2025年12月現在では実店舗である「スウォッチストア」での購入一択となります。
ショップにマニアが詰めかけ、一時は警察が出動するほど混乱していたデビュー当初に比べると供給は安定しているとのことですが、いまだに「ショップに行けばお目当てのモデルが必ず買える」というほど潤沢なわけではありません。
とくに機構がより複雑な「フェイズシリーズ」は生産数が少ないようで、常に入荷待ちの品薄状態が続きます。
「スウォッチストア」は東京、横浜、京都、大阪、仙台など、全国13個所にありますが、電話での在庫確認には対応していません。とはいえ、あるショップ関係者によると12月中旬の時点では在庫は常に流動的なものの、「店頭には何かしら在庫があり、欠品の場合でも展示品があるので実物を確認できます」とのこと。
「自分の気に入るモデルに出会えるといいな」くらいの軽い気持ちでスウォッチストアを巡り、ホリデーシーズンのショッピングを楽しんではいかがでしょうか。その際は、購入できるのは一人当たり1店舗につき1日に1本のみの限定というルールがあることもお忘れなく。
製品仕様
「Bioceramic MoonSwatchコレクション」
・4万1800円(消費税込)
・ケース素材:バイオセラミック
・ケース径:42.00mm
・ケース厚さ:13.25mm
・ラグを含めた縦方向の長さ:47.30mm
・ムーブメント:クオーツ
・防水:3気圧防水
・ストラップ:ベルクロストラップ
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